怯える私贅沢は望まない。今以上の幸福も。大変でも我慢する。だから、心穏やかに過ごしていたい。たった数日でもいいから。何故、それが叶わないのか。善意という凶器は、悪意よりも何倍も恐ろしい。恐ろしくてたまらない。
彼女と私彼女は、とてもかわいくて優しくて、強くて。私の憧れだった。今でも。お互い紅茶が好きで、新しく葉を買うと可愛くラッピングをしてメッセージカードをそえておすそわけをプレゼント交換のように楽しんだ。愛らしいお姉さんのような彼女との時は、愚かな私を忘れさせてくれた。ずっと友達でいたかった。彼女もそれを望んでくれていた。それなのに、私は、彼女を裏切った。ごめんなさい。自分が傷つけられる痛みより、人を傷つける痛みの方が何倍も痛かった。この後悔は一生消えない。その時から私は、傷つけるより、傷つく方を選ぶ人間になった。