毎回泣く絵本 | みなえのちょっと一杯。

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タレントを廃業、現在1児の母である田村美奈江のブログです。
産後28歳で関節リウマチの疑いがあり、早期リウマチとして治療開始。育児をしながら闘病中。

息抜きのコーヒー、仕事終わりのお酒のような・・・ちょっとだけあなたを元気にできるブログにしたいです。

腹違いの弟(6歳)から譲り受けた絵本のひとつに、私が毎回必ず泣いてしまう絵本があります。

ざっくり言うと親うさぎのお母さんは幼い頃に病死してしまい、あまり母親の記憶がないのだけど子供を持ったことで母親のことを思い出すといった内容です。



ここで何故泣けるのかという理由に少し自分の話をしなければいけなくなってしまいます。
やや暗い話?なので苦手な方はスルーしてくだされば幸いです。




私の母親は私が小3くらいの時に離婚により離別しました。
母親に問題があったので父親に引き取られました。
(今ではそうしてくれて本当にありがたいと思っています)



私の母親とは一切連絡を取っていないので母親が生きているか死んでいるかも知りませんでした。
婚姻届を出すまでは。




旦那と結婚する際婚姻届を出す訳ですが、そこには絶対に実母を書かなくてはいけないらしいのです。
でも連絡も取ってないし生死もわからないので空欄にして役所の方に聞いてみたら戸籍を調べてくださいました。
そうすると母親が生きていることがわかりました。
しかも旧姓でなく名字も変わっていたので恐らく再婚したのでしょう。
(あー、なんかそれは知りたくなかったなーって思いましたが……)




ということで母親は生きているので絵本とは違うのですが、娘を育てているとふと母親のことを思い出すことがあります。
あの時わからなかったことも今ではなんとなく気持ちがわかったり……
急に母親とのいい思い出が蘇ってきたり……



そんなことを思っていた矢先にこの絵本を読んでしまうもんだから毎回泣いてしまうんです。



絵本を読んで泣いてしまう私に娘がいつも心配してぎゅーしてくれたり作り笑いみたいな笑顔をにーってしてくれたりして救われています。




娘にはこんな思いさせないようにしたいな。
関節リウマチになってしまったから寿命が縮まってしまうことをわかってはいるけど、できるだけ長く生きたいな。
娘の孫が見られたらいいな。
その時にこんな思いをせず幸せな家庭が築けていることを今から願ってしまいます。