こんにちは。
またまた宮城谷昌光さんです。
好きなんだからしょうがないでしょ・・・。
紀元前11世紀頃の中国の「商」という王朝が滅びる直前、
名宰相である「箕子」を主人公に描かれた時代小説です。
「商」というよりは「殷」と言った方がピンとくるでしょうか?
歴史では「殷」で習いますよね。
しかしながら、今現在も使われている「商人」「商業」などの「商」は
まさしくここから生まれたのです。
所謂「商い」や「貨幣制度」というものを行った最初の国であったといえる「商王朝」の滅亡と、
次の王朝である「周王朝」の樹立を鮮やかに描いた物語です。
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さて、その「周」を陰ながら支援し、王朝樹立に導いたといわれる伝説の軍師(あえてこの表現を使います)をご存じでしょうか?
そう、あの「太公望」です。
太公望を主人公にした作品「太公望」も最高におもしろいですが、それはまた別のお話。
その太公望が「商王朝」を打倒するにおいて、恐らく「唯一」おそれた存在、
それが「箕子」だったんです。
話は変わりますが、この「商王朝」の最後の王、「受王」ですが、
織田信長にかぶりまくりです。信長は受王の生まれ変わりか!?
って感じです。
ではそれを打倒した「周王朝」の「文王」はというと、
黒田官兵衛にかぶるのです。
あえて受王についてだけ語りますが、
王朝を滅ぼした王とはいえ、実は大変に優れた君主であったと言われています。
能力のある者は下賤な者でも登用し、重用する。
当時としては非常に開明的で、建造物は絢爛豪華。
優れてはいたものの、徳がなかった為に滅ぼされた。
ね、かぶりまくりでしょ。
もう一つ、有名な話なので書いてしまいますが、
当時「商王朝」の傘下であった「周」の文王(このときは王ではなく「周候」ですが)は、
受王に裏切りの疑いをかけられ、土牢に幽閉されてしまいます。
さらに、息子を殺されてしまいます。
はいかぶった~。
まあ、黒田官兵衛の子、長政は竹中半兵衛に匿われて助かるのですが・・・。
え~と、この小説の中でいうと脇役陣についてばかり語ってしまいました。
それだけ主役を支える脇役陣も名優揃いっていうことですよ。
ではまた~。