今日はわかなを怒りすぎた。

そんな時は自己嫌悪。

たまに怒っていると自分がマザーゴーテルになったような気がしてしまう。

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マザーゴーテルはプリンセスであるラプンツェルが持つ不思議な力を独り占めしようと

生まれたばかりのラプンツェルをさらい、塔の上で生活させる魔女。

そして外の世界には一切ラプンツェルを出さない。


外の世界には危険がたくさんあるから母である自分が守っているんだよ、と伝えています。

マザーゴーテルの歌詞を一部↓

「ねえわかるでしょ なぜ外に出さないか
それはね あなたを守るためなのよ
ええそうね いつかあなたがこの塔を 出てゆく日が来るのよね

でも まだよ 信じて
あなたのためよ

信じなさい お母さまを 外は危ない

信じなさい 危険なものが ウヨウヨしてる

強盗 ギャング ウルシに台風 食中毒 オバケ

毒虫や 牙のある男 おお怖いわ 心配なの

ここにいれば 守ってあげる 何があろうと
全てわかるのよ 母親は

あなたはね まだ赤ちゃん 大人じゃないんだからね

泣き虫裸足 幼稚でドジ 餌食になるわ

世間知らず すぐ騙される 常識なんかゼロ

そうおまけに ぽちゃぽちゃしてる

言うこと聞くのよ

わかってね お母様はいつでも あなたの味方」





あなたのためよ、と言いつつ

自分のためにラプンツェルを閉じ込めるマザーゴーテル。


「わかなのために怒っているんだからね!」と叱っていると

果たして本当にわかなのためになっているんだろうか?と思うことが最近多々ある。

こどものため

こどものため

と思ってやっていることも

実はこどものためじゃないんじゃないか?ともう一度振り返らないとね。

全て

当然「わかなのため」

だと思っていたことも、

よく考えてみると

わかなの為じゃなく

自分のため、だっこともあったかもしれない。

これは叱ることだけでなく、子育ての全てに言える。

例えば食育のこと

例えば進路のこと

例えば習い事のこと


「あなたのため」と言いつつ

その子の意志を押さえつけて

自分の思い通りに動かそうとしていないか??

子育てに中だるみしてきた今

いまいちど考えてみたいかも。



今日は買い物に付き合わせて

お利口にできなかったわかなを叱りつけてしまった。

でも激しく怒ったら

わかなは

rちゃんのところへ逃げ

「ママが怖いの~」と。

そして私に捕まると

号泣しながら

「わかなはああちゃんの大切なの~!!」と言い放ったわかな。

それを聞いて私はドキッ。

そうだった。

ああちゃんが大切にしていたわかな。

大切に育てるんだよ、とああちゃんと約束したわかな。

自分の都合で叱りつけたり

意志を押さえつけたり、がんじがらめに縛り付けたり。

逃げ場がないように追い詰めたりしてはいけない。

子育ては常に逃げ場を用意してあげなさい。。。

そうああちゃんに言われたのだった。


昨日

夜中に目を開けて

わかなね、ママに出会えてよかった♪

といったわかな。

こんな可愛いことをいう私の1番大切な娘を

「あなたのため」という6文字で縛り付けてはいけない。