あの日から10年の祈り | ~本当の自分で望む世界を生きていく~しあわせサポートKanauのブログ

~本当の自分で望む世界を生きていく~しあわせサポートKanauのブログ

横浜、長野県松本市で、心理カウンセリング、ヒプノセラピー、算命学カウンセリングをしております。
本当の自分で望む世界を生きていく。そのお手伝いをする、しあわせサポートKanauです。

こんにちは❗
自由が丘カウンセリングルーム
しあわせサポートKanauですニコニコ
 
 
東日本大震災から今日で10年。
 
被災された全ての皆様に
心よりお見舞い申し上げます。
 
 
あの日あの時、
旅行会社で出張手配の営業をしていた私は、
池袋にあるお得意様へチケットをお届けした後、
いつも立ち寄るサンシャイン通りのマツキヨで買い物していました。
 
 
突然の揺れで、テレビで見たことのあるような、
棚から商品が次々と落ちる光景を見て、
これはただ事ではないと、外へ避難しました。
 
 
誰かが、東北で震度7だって!
と叫び、何が起きているのかと足が震えました。
 
 
とにかく新橋にある会社へ戻ろうと、
駅へ向かいましたが、運休になり、
そして駅の構内から全員締め出されました。
 
 
その日は3月と言えども、とても寒い日でした。
 
 
携帯も繋がらなくなりました。
 
とりあえず、実家と会社に電話しよう!と近くの公民館へ行き、公衆電話から何とか連絡は出来ました。
 
 
その時に、今日ここは避難所になるから職員は待機するように、という放送が耳に入ってきました。
 
 
バスやタクシーを待つ長い列、
とにかく移動しようと歩き出す人達。
 
私も留まることより、 
何とかして進まなければ!と歩き出した所に、
誰かが私に向かって、
そっちに歩いていっても何もないよ!と
反対側の道から声をかけてくれました。
 
 
とにかく寒くて、
お茶でも飲んでる間に動き出すかなぁと、
何とかお店に入る事が出来ました。
 
 
長居も出来ずに、また外へ出て、
切れ切れでも繋がった職場との電話が心の支えでした。
 
 
日も暮れ、いつ来るかも分からないバス停にも並んでみましたが、
そうだ!あの公民館へ戻れば、寒さはしのげる!と
思い出し、隣に並んでいたおじいさんと一緒に公民館へ行きました。
 
 
とにかく寒さがしのげただけで、ホッと出来ました。
パチンコ帰りだったおじいさんが景品の飴をくれました。
 
そこでラジオ放送が流れていて、
大変な被害が東北で起きていることを知りました。
 
 
しばらくして、一部の地下鉄が動き出し、
何とか職場へ到着したのは日付が変わる頃。
 
みんなの顔を見てホッとして、
涙が溢れ出ました。
 
 
夜中にも余震は続き、
緊急地震速報のアラームが鳴り響き、
長野でも大きな地震が。
 
 
日本はどうなってしまうのだろう。
被災地の人達はどうなっているのだろう。
 
 
私に何が出来るのだろうと考えるよりも、
何かしなくては!と突き動かされ、
いてもたってもいられなくなった私は、
6月にまず友人が震災翌月から始めた、
支援物資を届ける活動に参加させてもらいました。
 
 
Twitterで欲しい物資と届ける場所の情報を交換し活動していた友人です。
 
 
東北道はまだずっと凸凹で、
何度も何度も腰が浮きながらの道中。
 
到着し、目の前に広がる光景や、
何とも形容しがたい匂いは、
あまりの衝撃で今も忘れられません。
 
 
大きな缶詰めが目の前に横たわっていました。
 
 
 
石巻、女川と主に避難所に入らず物資が十分に届いていない方達へ配らせて頂きました。
 
 
このように置いて、必要な方に持って行って頂きます。
 
 
自衛隊のテントで暮らす方もいらっしゃいました。
それでも避難所よりプライバシーが保てて良いんだと笑顔で話して下さいました。
 
 
 
仮設住宅へも衣類を届けに行きました。
 
とにかく物資を届けることと、
お話を聴くことしか出来ませんでした。
 
それでも、大変な状況の中、
皆さんが沢山のお話を聴かせて下さって、
励ましに行ったのにいつも励まされて帰って来たことを思い出します。
 
 
7月には、私の所属する全心連(全国心理業連合会)が立ち上げた、Team Japan 300の活動に参加し、
 
宮城県岩沼市で写真修復作業、亘理町で集落センターの泥かきのお手伝いをさせて頂きました。
 
 
 
一枚一枚大切に修復していきます。
 
 
遺体安置所だった体育館。その後、修復した写真等を展示する場所になりました。
 
 
 
 
ボランティアも地域の方も皆ただひたすら誰かの為に、汗をかいて励まし合いました。
 
 
8月は福島県相馬市へ、
カウンセラーとしてちょっと一休みの会に参加させて頂き、その夜行われる盆踊りのお手伝いをしました。
 
初めてのお盆、
とても大切な場所に立ち合わせて頂きました。
 
 
その後は、会社のボランティア活動で、
南三陸町や、釜石の平田にも行かせて頂きました。
 
 
出会って下さった全ての方が、今安全で穏やかな暮らしをされている事を願って止みません。
 
 
皆さんが大切な誰かをあの震災で亡くしました。
悲しみを抱えながらも、
私達に想いを伝えてくれました。
ありがとうと温かい言葉をかけて下さいました。
 
 
自然を敬い共に生きて来られた被災地の皆さんの
強さと温かさにいつも感動し、
深い尊敬の念を抱いて参りました。
 
 
あの日から、10年。
お一人お一人がどんな思いで、
今日まで生きて来られたのか、
想像を越える日々だったと思います。
 
 
ただただ、生きていてくれてありがとう。
 
大切な命を繋いでくれてありがとう。
 
再び起き上がる力を、
助け合う心を、
 
人間の底力を、
慈しみの心を、
 
私達に教えてくれてありがとう。
 
 
世界中が未知のウィルスと闘っている今、
どんな困難をも乗り越えて来られた皆さんの姿は、
沢山の勇気と力を与えてくれます。
 
 
被災され、
亡くなられた方全ての魂が安らかでありますように、
そして、
未だ癒えぬ深い悲しみと苦しみが少しでも和らぎ、
笑顔が1つでも増えることを、
これからも心を寄せて祈っております。
 
 
誰にも弱音を吐けない時、
悲しみや寂しさが溢れてくる時、
どんな時でも良かったら
お話聴かせて下さいニコニコ
 
 
長文お読み頂いてありがとうございますドキドキ

 

 

 

虹お気軽にご連絡くださいクローバー

 

しあわせサポートKanau

TEL : 070-6567-4684

MAIL : tamuetsuroom@gmail.com

 

 しあわせサポートKanauホームページ

 

お問い合わせ・ご予約フォーム