✨GW✨に纏まったお休みを取るべく、連勤続きで時間の流れと体力の回復が比例していません。たむです。
こんにちは。🌷☀️
本日は少しまったりと読める小説を紹介させていただきますˊᵕˋ)੭✨
飛鳥井千砂さんの「はるがいったら」
両親が離婚して離れて住む姉弟。自己管理を徹底している完璧主義の姉。園と、体が弱く人生を達観してしまっている弟、行。
行は愛犬で老犬になったハルの介護をしながら高校に通い、進路に悩んでいます。行が入院し、ハルの介護を交代した園。そんな2人が、周りの人間たちと少しずつ関わり合いながら、大人へと成長していく物語です。
飛鳥井さんの小説紹介は4冊目ですね。笑
大好きです(*ˊᵕˋ* )💕
わたしは老犬というワードと「はるがいったら」というタイトルを見て、てっきり動物感動系……みたいな本だと思って身構えていました。
(そういった内容があまり得意ではないので)
ですが、
特別大きな事件も起きるわけでもなく、ありふれた日常を綴っており、2人の大きな一歩をまるでハルと同じ立場で、穏やかな気持ちを持って見守っていました。
いま、この世界のどこかで起こっていることなのではないか。と思えるほどリアルな登場人物たちと、どんな人でも経験はありそうな人物たちの悩みが、読者をより作品に入っていきやすくしているのではないかなと思います。
女性ならではの視点で描かれている「同性に対しての憧れ」であったからこその嫉妬なんかも、緻密ですよね~。
休みの日に雨の音と共に、おうちでリラックスしながら読書出来ました( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )✨
2019年15冊目は
「はるがいったら」🐕🌼.*