こんにちはかっぱさんです。
毎日猛暑の日が続いていますね。
まるで梅雨が明けたような錯覚におちいります。
でもまだ梅雨の真っ只中なんですね。
梅雨末期の大雨に要注意です!
さて今回は、認知症の初期症状の抑うつとうつ病の違いをお話したいと思います。
認知症の初期症状の抑うつとうつ病の違いとは
認知症による抑うつとうつ病の症状には違いがあります。
しかし、似ている部分も多くあるため、見分けることは非常に困難です。
では、認知症による抑うつとうつ病にはどのような違いがあるのでしょうか。
記憶障害や判断力の低下の有無
認知症による記憶障害はただの物忘れとは異なり、自分が体験した出来事そのものを忘れてしまうことが特徴です。
ただの物忘れでは夕食のメニューを忘れるのに対し、認知症による記憶障害は夕食を食べたことを忘れるといった具合です。
そして、忘れたこと自体も忘れてしまいます。
うつ病にも記憶障害がみられますが、突発的に最近の出来事を忘れます。
また、認知症による記憶障害とは異なり、忘れたこと自体は覚えています。
認知症は記憶障害以外にも判断力の低下がみられ、質問に対して的外れな回答が返ってくることがあります。
うつ病でも判断力の低下がみられますが、考えてはいても分からず答えられないことが多いです。
妄想の種類
認知症とうつ病には妄想がみられることがありますが、妄想の種類が異なります。
認知症の妄想には、ものを盗まれたと疑う物盗られ妄想や、知らない人が自宅に入ってきたと訴える侵入妄想などがあります。
対してうつ病の妄想には、少しの体調変化を重病だと思い込む心気妄想がみられることがあります。
また、お金が無くなって生活できなくなるのではないかと強い不安を感じる貧乏妄想も、うつ病特有の妄想です。
ショックを受けるような出来事の有無
認知症は脳内の病変が生じることによりゆっくりと症状が進行し、意欲低下や食欲不振などの抑うつが現れます。
また、認知症により自分でできないことが増え、不安感や孤独感を抱くことも原因の一つと考えられます。
対してうつ病は、配偶者との死別や離婚などショックを受けるような出来事によって発症するケースが多くみられます。
症状の自覚の有無
認知症の初期ではある程度の判断力が保たれています。
そのため、以前よりも認知機能が低下していることに不安を感じて抑うつ状態になることがあります。
しかし、症状の進行に伴い無関心になっていくため、ほとんど自覚が持てない状態になります。
うつ病の場合は症状の自覚があり、強い不安や焦りを感じたり悲観的になったりします。
そのため、「死にたい」「自分には価値がない」と自分自身を追い詰めることが多いのです。
これで認知症の初期病状とうつ病の違いを理解して頂けたと思います。
本日はここまでといたします。
今回もお読み頂きましてありがとうございました。
認知症の妻を捜しています。
明日、7月8日で行方不明になってからまる11ヶ月になります。
マスコミの方に様々な報道をして頂きましたが今だに有力な手掛かりがありません。
警察からも一切連絡もありません。
頼るのは全国の皆様からの情報しかありません。
どうか、ご協力を切にお願いいたします。