著者 小路幸也

(「BOOK」データベースより)
謎のカギを握るのは一枚のメモと高層マンション!?
奈々川駅前の高層マンション“グレースタワー”最上階の部屋が暴力団の事務所になっている―。
“東楽観寺前交番”に寄せられた通報を受け、赴任三年目の夏を迎えた宇田巡は捜査に向かう。
一方、巡の恋人で新人マンガ家の楢島あおいは、年配の女性が不審な男に封筒を渡す場面を目撃してしまう。
オレオレ詐欺事件と判断したあおいは、伝説の掏摸の祖母から受け継いだ技を使って、男の胸元から1枚のメモを掏り取る。
そんな折、あおいの父・明彦は、長年行方不明だった大学時代の同級生、脇田広巳を町で見かけて…。
町の仲間たちが凄ワザで謎に挑む人気ミステリー!