ちゃんとお別れ | 蒲公英の綿胞子~第2章~

蒲公英の綿胞子~第2章~

20年前に書いていたブログの再開。
20年も想いあってた僕ら。
でも…環境も状況もかわってしまったね。
そして、当たり前だけど僕らも変わってしまった。
好きだけでは続かない恋。あの頃には戻れないね。

彼女は突然何も言わないで

お別れはしないと言っていたのを

ふと思い出し、そうだよなと…

 

電話してちゃんと言って区切りを

つけようと電話をした。

 

電話には出なかったけど

今、高校の父母会とLINEが。

その数時間後電話が来て

『なに?』って。

 

これこれやってて凄く忙しい内容が

いっぱい。そうだよね、

2人の新しい進路と引越しなどなど。

だから何でもないと伝えた。

『はぁぁ』って(笑)

 

後でLINEすると伝えたら

今はなしなよぉって言われたけど

今は言うタイミングじゃないなと。

 

だからこちらからそそくさと

電話を切ってしまった。

なんだろう…?

前ほど話したい、

声を聞いていたいというのが

薄れていたのを感じていた。

なんかさみしいな…

 

最後に声を聞きたかったのは事実だったから

声が聞きたかったと。

あとは時間が足りないからLINEでと。

 

仕事が終わってから

再度LINE。。。

 

落ち着いたらLINEするねと。

イライラさせながら今の忙しさを

させたくなかったから。

 

彼女は『ずるいよ』と…

ずるい?ずるいのか?

よくわからないや。

 

いつからやめようと思ったのか

振り返ってみた。

僕の誕生日からだなと…

 

どんなに忙しくても

言葉くらいはね欲しかった。

日にちを憶えていたのなら尚更。

 

なんて伝えようかな…

僕は僕らしく僕の伝え方

僕の言葉で伝えようと決めた。