映画の撮影現場などに密着で入るメイキングの仕事などでは、
これまでPD150やZ1Jなどの小型カムコーダーを使い続けてきました。
おまけにそれでローバジェットなドラマや映画なども撮ったりと、
僕の映像生活に欠かすことのできない、まさに戦友です。

そんなわけでHVR-Z7Jが出たときは早速購入。(単に新しモノ好きなのですが)
2008年、いろんな現場で使ってみて実にいいカメラだと思う。
ただ細かいところで、なんで!? と気になる点も。

<AVマルチ出力端子がダメ>
民生機と規格一緒にして、コストダウンを計ろうとしてるのかもしれないけど、
あの極端に小さい端子は、現場では信用できません……。
また本体の背後にあることから、確実にケーブルが出っ張り邪魔です。
(L型のコネクターを持つケーブルがあればいいのですが。誰か作らないかな?)
で、案の定、映画の撮影で端子が破損。交換修理しました……。
端子はコンポーネントなど3つ一緒に基盤直付けでした。
今後はモニタリングはHDMI運用にするべきか?

<液晶ファインダーがちょっとダメ>
Z1Jと比較すると、解像度は1920になったおかげか、奇麗という第一印象でしたが…。
液晶サイズが3.5から3.2にダウンしちゃって、微妙にフォーカスが掴みにくい印象です。

<付属レンズのズームリングがダメ>
スカッとズーミングできるのはいいのですが、粘りが無いし、ちょっと触ると動いちゃうのはダメですね。
先月フォーカスリングに異物が入って修理を頼みました。
結果レンズ交換になりまして、その新しいレンズをチェックすると。
なんとズームリングに少しだけ粘りが出てるような……。

こっそりバージョンアップしてるんですかね?
昨年末に超低予算ながら時代劇の制作に携わりました。

機材は、弊社所有のHVR-Z7J(SONY)を24fプログレで収録。
そこに超安いM2というシネレンズアダプターをつけて、ファーストレンズセットを投入。
構造はとても簡単だけど、しっとりした画質を得られるのは良し。
ただ、ちょっとした振動で映像がぶれるのが難点。

そして、このM2は9Vのバッテリーで磨りガラスを回すのですが、
電池の生きの良いときと悪いときで、回転数が変わってました。
あがりの映を観ると、グレインの乗りが結構違います……。

僕はメインは編集という立場で参加しましたので
監督と二人でFCPにてがっつり編集。ProRes422作業は快適。
HDもこんなMAC1台で編集できるとはいい時代です。

特に今回FinalCutでお世話になったのが、バンディングを軽減するフィルタ。
Z7JというかHDVの限界で、結構バンディングが出ているカットが多かったですね。
夕暮れの海とか、さらにF.O.させようものならかなり醜く……。
で、このフィルタで一つ分かったこと。
フィルタをかけたクリップを、そのままF.O.させても効かないのですが、
一度ネストさせたうえでフィルタをかけると、F.O.部分にも効きました。

暗部のノイズがひどいところは、キーで抜いてフラットな黒をいれてみたり、
映っちゃいけないタンカーを消したり、民家消したり、振動押さえたり。
これまでの経験値が役にたった仕事でした。

ちなみに公開未定です(ノ_・。)