彼女の名前は山下弘子さんです。
19歳の時、重さが2kgもある肝臓癌が見つかり、余命半年を宣告されました。
彼女は現在も癌と闘いながら、毎日を強く輝きを放つように生き続けています。
そんな彼女が、中学校や高校を訪問したとき必ず聞くことがあるといいます。
1、今日、家を出るときに家族に「行ってきます」と元気に別れてきましたか?
2、最近、仲の良かった友達とけんか別れなどしていませんか?
いつ急に死ぬようなことになっても後悔しないようにという願いが込められています。
日々自分の死と向き合って、それでも前向きに生きる彼女の姿は、確かに毎日を怠惰に過ごすものと比べて遥かに輝いています。