ブラジリアン柔術の黒帯保持者であるアレックス・バモスは、友人が経営しているニューヨークの格闘技クラブに白帯をつけて初心者と偽り潜入した。
カンフーは8か月ほど習ったことがあるが、柔術はまったくの初心者であるというふれこみだ。
ブラジリアン柔術にも帯制度があり、帯の色は柔道や空手道のように習熟度や実力によって分けられている。
白帯、青帯、紫帯、茶帯そして黒帯の順に高くなっていくわけだが、白帯をしたアレックスは、青も紫も茶色の先輩たちに対しても驚くほど技を決めていってしまうのだ。
また、柔術の黒帯は、日本で数人しかいないほど取得が難しい。