卓球大好き少年だったイブラヒム氏は10歳の時に事故に遭い両腕を失ってしまいます。
もはや普通に卓球をプレイすることは不可能な状態でした。
どうしても卓球をやりたかった彼は、事故の3年後に試行錯誤を始めます。
脇の下にラケットをかかえたり、その他いろいろ試してみましたが、どれもうまくいきません。
最終的に編み出した方法が、口でラケットをくわえるというスタイル。
彼はその後も独自のプレイスタイルを貫き、今ではパラリンピックの選手に選ばれるほどに。
東京で開催された大会では主賓として、有名選手とエキシビジョンで対戦しました。
諦めなければ夢は叶うと教えられた気がしました。