金曜日、入院当日。
この日は在宅勤務。お客様とWeb面談するも、発言するたびに腰に痛みがあり、呼吸を整えないと喋れなくなる状態。早々に終了させてもらい、横になりながら仕事をするも、何もしなくても一定の感覚で痛みがくる。口を動かすだけで腰に痛みがあるので、お昼もまともに食べられない。

ぎっくり腰とは何て辛いのだろうと思い、でも経験
してる人はちらほらいて、乗り越えてるし、僕も安静にしていれば治る!と、仕事継続。

気力を振り絞って定時を迎え、妻が帰宅。
夕飯を作ってもらう。食べさせてもらっても、やっぱり痛みで食べられない。
この時には痛みがくる感覚は数秒置きで、
何かを握りしめて痛みが去るのを待つ状態。


耐えきれず妻に救急車を呼んでもらう。
初めて対応する妻がなんとか事情を説明している。


数分後、救急車が到着。ぎっくり腰で救急車って少し恥ずかしいなと内心。

救急隊員の方々から状態についてヒアリングがあり、なんとか応答する。
腰痛の場合、ほとんどのケースが入院にならず、その場で薬等処方されて帰されることが多いそう。
かえってその場合のほうが大変かもしれないので、このまま安静にするほうがよいかも、とアドバイスをうける。

痛みが限界なので病院へ運んでもらうことを選択。
人生初の搬送。
ブルーシートのようなものに横になり階段を少しずつ降りていく隊員さん。
降りる振動でくる痛みで悶絶する。

救急車に乗せられ、10分程で病院に運ばれました。


救急のスタッフさんによりCT,MRIを取り、診断を待つ。

妻がなにやら先生と話をしている様子。

隊員さんの話から、やっぱりすぐ帰るんだろうなーと思っていたら、戻ってきた妻から出た発言にびっくり。


全治6週間。



えっっ!?と聞き返したら、先生から説明が。

骨が溶けてます。多分細菌が侵入していて、このまま入院し抗生剤の投与が必要です。

抗生剤は6週間は打つ必要があります。


とのこと。妻も僕も予想外の話に

まずは入院するまでを振り返っていきます。これかな?という要因はありますが、先生は全く関係ないとの診断なので、これをしなければ罹患しないというわけではないないのであしからず💦🤔

昨年6月頃、バリバリのメタボ体型だった僕。
30歳代前半にして体重85kg、体脂肪25%。
周りを見てもこんな太い人は全くいない。オーダーメイドしたスーツ2着とも切れなくなり…外にでればお腹への目線が気になる…
なんか人生損してるなこれは!?
と焦り、幽霊会員だったジムに通い始め、PFCバランスをなるべく考慮した食生活をするように。

月2kgずつ位減量していき、筋肉は落とさず、自分としては綺麗に減量を進められていました。

筋トレも慣れはじめ、ジム中級者的な感じでバーベルダンベルを扱っていた頃でした。筋トレビッグ3とよばれるデッドリフトにトライし、バーベルを上げてはおろし、繰り返す。

これが悪かったのか、翌日腰に違和感が…。コロナ禍でのリモート出社体制でその週は月、水、木と出社予定。月曜日は腰の違和感だけで過ごせたものの、水曜日の帰宅時は椅子から立ったり便器にしゃがむのは支え無しではできない状態に。。。

そんな状態で迎えた木曜日。その日は大事な会食があり、やむを得ず出社。仕事中病院に行き診断してもらうも、ぎっくり腰という診断。レントゲンではわからないらしい。
湿布、ボルタレン、コルセットをいただき、勤務再開。


なんとか迎えた夕方。会食。。。
コロナ禍なので環境万全なお店で、時間も一時間ほどで。

後悔先に立たず、とはこのことで、案の定帰宅時には数歩ずつしか歩けない状態に。動いていなくても、呼吸するだけでお腹に力が入るだけでビクビクッッと腰に激痛が走る。
かろうじて帰宅するもまともに動けないので入浴もせずに就寝へ。


夜中2時頃、背中に痛みの気配がして目が覚める。
背中から腰の筋肉が強張り、またあの激痛が。
寝ていられず、かといって起き上がれず、けどトイレは行きたいので絶望しつつ、普通なら数秒でたどり着くトイレに数分かけて行く。
そんなことを繰り返して、ようやく朝。
昨年10月末に救急車で搬送され、化膿性脊椎炎(腰椎椎間板炎)と診断。急遽入院になり1ヶ月抗生剤点滴するも効かず、腰椎後方固定化手術を行い背中に四本ボルトをいれることに。あまり症例も情報もないこの病気、誰かの役に立てばと思い当時を振り返り、記録します。