これは刺さりました。
経営者通信のメッセージです。
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「坂の上の雲はあるのか」
司馬遼太郎氏の長編歴史小説『坂の上の雲』。
小説の舞台は、武士の封建時代が終わり、近代化を推し進めていた明治期の日本。
あの頃の日本には坂の上に雲があり、若者たちはそれに向かって一直線に登っていった。
坂を登っていけば、やがて雲に届くかもしれない。
そんな幻想を抱きながら、日本の近代化に向けてひた走ったのだ。
西洋の猿真似と揶揄されようとも、あの頃の若者には大きな夢があった。
では、いまの日本に「坂の上の雲」はあるのだろうか。
若者が一直線にひた走りたくなるような大きな夢があるのだろうか。
残念だが、そんな大きな夢は、いまの日本には無い。
時代が変わり、人々の価値観が多様化して、もはや単一的な夢を持つ時代ではない
のかもしれない。
しかし、人間は自分のためだけに生きられるほど強くはないはずだ。
誰かのために生きる。
何かのために生きる。
大義というのは、人間として生きるうえで必要なものではないだろうか。
若者が生きづらい大義なき日本社会。ここに企業経営者の出番があるのではないだろうか。
国家の代わりに企業経営者が日本の若者に大義を示す。
何のために生き、何のために働くのか。仕事を通じて、社会に貢献する意義を伝える。
ここで大事なのが、その大義が本物でなければならないということだ。
頭だけで考えた机上の大義ではなく、経営者の根底から発した嘘偽りのない
本物の大義でなければいけない。
表面的な綺麗ごとではなく、本質的で正直な大義。
それこそが人の心を動かし、世の中を変えていくのだ。
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斯く在りたいと思う。
「正しい心」と「熱意と行動」。
常に意識したい。