元旦に次男が来た事で四日ぶりに自宅で寝た私。


そして、魔の・・・鬼門の・・・2日を迎えることに。


朝起きて次男に何時に行けばよいかメールで聞くと

「いつでもいいよ~」と呑気なご様子。 て、ことわさ母は変わりなしってことね!と安心し家事に勤しむ私。


一通り家事を終え、病院へ向かおうと次男にメールするも返事なし・・・

携帯にかけるも出やしない・・・なんだよーっ!何の為に携帯だよぉーヾ(。`Д´。)ノ


で、いそいそと病院に。

慣れた廊下を、慣れたエレベーターを、慣れた緩和病棟への自動ドアを抜けていく。


病室のドアを開けたらさ、母も次男も寝てやがる!いや、母は寝てていいけどね。

何の為に付き添いだよっ!と思いつつも母の昼食を何故か平らげる私。ムフ♪


静かな時間が流れる。。。。

母の独特な息遣いだけが病室に漂う。


「スウーーー(息を吸う)・・・・・・・・・・(息が止まってる)ハアーーーーー(息を吐き出す)」

この微妙なリズムが繰り返される。


午後3時40分頃。


病棟においてあるマンガ『フリテンくん』を読む私と今だ寝てる次男にその時は当然きた。


母の呼吸のリズムがおかしい。

「ハッハッハッハッ」と早い!喉もゼロゼロ鳴ってる!


私はやばい、やばいよぉーと叫びながら次男を起こしナースコールをする。

廊下に出て、近くに看護士がいないか探す。

担当ではない看護士さんを発見し母の状態を告げ、痰を吸引機で取ってくださいと頼む。


でも、あっという間だった。


息が速くなって一分もたたない間に、一瞬かっと目を見開き息絶えた。


信じられなかった・・・