28日の夜中、母に呼ばれたものの・・・


すでに看護士さんが気管支を広げる点滴を打ち、母は落ち着いていた。


しかし、錠剤の薬は飲むことも出来ず眠剤も点滴で入れた。


結局、私も寝る位しかやることがなかった。


その日から母の目は死んだ魚のように焦点の定まらない目に。


話をしててもボケ老人のようだったりマトモにできたりと不安定。


看護士さんに聞いたら緩和病棟に来る患者さんの8割がそんな状態になるらしい。


29日の昼。。。母の意識は朦朧としつつもタバコを吸いたい素振りをしたので喫煙コーナーへ。


これが最後のタバコとなった。


2服吸って、『もう、いいよ・・・』と私に合図した。


午後もボールペン2本を持ってタオルでふいてる・・・・お箸と思ってるみたい。


そんな姿を私はマトモに見る事ができない!涙があふれてしまい病室を出る。


母は私が泣いてることを知らないのに、母も何故か泣いてる。


涙のオーラーが出たのかな?通じちゃうのかな?


その夜も病室に泊まった。  毒舌看病日記なんだからさ看病を満喫しようと思ったよ(ノ◇≦。)