4月に入ってからカンアオイの新しい葉がその品種固有の芸を見せ始めています。

本日は千葉県清澄山産のカントウカンアオイ「満月」の状況を紹介します。

 

昨年10月の株分けで本鉢植え5鉢、根伏せ3鉢保有していました。

「満月」特有の黄色の発色は鮮やかに出た鉢もあれば、出ないものもあり、

総じて昨年より成績が悪いです。

未だ変化があるかもしれませんが、現時点での状況を記録として残すことにしました。

 

葉の縁に緑が適当に残って芸としては一番です

 

葉の縁の緑が少なくて葉が早く傷むかもしれません

 

根伏せ株を植え替えた品で黄色の発色面積がやや小さいです

この株と同等の1株を昨年約束した知人へ直近に譲渡しました。

そちらの方が緑の輪が丸くきれいでしたが、写真を撮り忘れました。

 

左の古葉に新しい葉が2枚出ましたが、1枚は発色せず、1枚は虫の害か変形しています

 

この株も虫の害に遭って残念です

 

大きな古い葉に昨秋小さな秋芽が出て、今春の新葉は発色しませんでした

葉面の中央に明るい部分がわずかに見えて、黄色に発色する可能性はあります。

どういう条件で発色するのか、これは研究課題です。

 

根伏せの一番小さな株

中央に黄色がかった部分が見えていて、株が大きくなればしっかりと

発色することが予想されます。

 

昨年と比べると虫の害もあって、きれいに見られる葉が少なくて残念でした。

今後の栽培で株に力をつけ、秋の植え替えをしっかりやって来年は

もっと綺麗な葉を見られるようにしたいと思います。

 

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