現在私が栽培している植物は、経験年数の長い順から風蘭(富貴蘭)、ミヤマムギラン、

カンアオイ、セッコク、洋蘭の斑入りになります。先日紹介したクンシランは駆け出しです。

 

カンアオイ以外はすべてミズコケ栽培です。

二階レベルの温室のために土粒の篩分けや管理が面倒で、昔多く栽培した春蘭や寒蘭も

九州への単身赴任の出向の際に止めてしまいました。

 

カンアオイが残っているのは、各地カンアオイの斑入り葉やオナガカンアオイなどの花が

魅力的だからです。

 

晩秋に入った現在、カンアオイは一部の葉を落としながら、株元には小さな新芽を見せていて

来春が待ち遠しいです。

 

今日はカンアオイ置場の近況を紹介します。

合わせて今春に撮った代表的な葉芸品を載せることにしました。

 

カンアオイの置場  朝日がよく入る温室の北東の角で上に50%の遮光ネットを張っています

 

右側の掛枠には4号鉢の大株、左側の奥には3.5号鉢の中株

 

左手前には秋に葉を落とした株をまとめています。小さな当たり芽が見えるものが多いです。

 

右手奥の掛枠の大株

 

ミヤマムギランの棚下には、葉を落とした株や植え替えで採取した根茎の鉢を置いています

根茎を角形小口径のポットに植え込んで発芽させる手法は「根伏せ」と言います

9月下旬に大半の鉢をあらためて、植え替え、株分け、根伏せを行いました。

土粒は鹿沼土2、赤玉土1の割合で混合しています。

 

カントウカンアオイ  満月  千葉県清澄山産

 

オトメアオイ  乙女心

 

タイリンアオイ  無銘散り斑