ミヤマムギランの美しい新葉の様子を連載しています。

これまでいろいろな品種を取り上げてきましたが、本日は二つの名を持つ新芽が白い

品種を取り上げました。

 

純白の芽出しから白い葉に展開し、やがて葉に緑が乗って来ますが、成長の終わった葉の

先端部に白く斑が残ります。この最後の様子を峰斑と呼んでいるのでしょう。

 

私は白牡丹と残雪の二つの名で株を入手しています。栽培していると芽出しから最後の

完成葉迄酷似していて、異名同品種だと思います。

 

ちなみにミヤマムギラン銘鑑では「白牡丹」の名はなく、二段目の全盛稀貴品に峰斑「残雪」が載っています。思うに芽出しから初期の葉の展開の様子から白牡丹の名が付き、最後の 完成葉の白く峰斑が残る様子から残雪の名が付いたのではないでしょうか。

 

本日は白牡丹、残雪の合わせて4鉢の画像を載せました。4月19日に撮影しました。

 

白牡丹で入手した2鉢

 

 

残雪で入手した2鉢

 

この株は日陰に置いていたら新芽が小さいままで動かず、場所を替えて動き始めました。

 

ミヤマムギラン銘鑑