五年前の今日、東日本大震災が起きました。 今朝から新聞、テレビ等で当時の被害状況、慰霊、復興の様子などが盛んに報道されています。 今日はいつも通りに蘭など園芸植物の紹介を考えていましたが、この未曾有の震災の経験を記事にすることにしました。 3/11の14時46分に来た最初の強い揺れでは、ちょうど五井の南隣の姉崎駅にいて恐怖を感じました。 電車が不通になり、バスで五井に戻ったところ、石油会社のLPGタンクの爆発火災が始まりました。 私の自宅からは4キロほどの距離ですが、タンクの爆発音と火炎の激しさを恐る恐る遠望していました。 3/12の朝方にパソコンのEメールを開いたところ、前年8月に訪れたカリフォルニア州のモントレー市、サンタクルーズ市の知人たちからメールが届いていました。 彼らはニュースで津波のひどさを見て、南房総に住んでいる私たちの安否を気遣って、連絡を取ろうとしてくれたのです。 和英辞書を引きながら、津波の状況や我々房総地域が無事なことを、夢中で綴りメールで送ったことを今も思い出します。 一族を含めて私は平穏無事に過ごしていますが、大震災で亡くなられた方々や今も苦しんでいる方々の報道にふれると胸が痛みます。