里見城址の麓にある館山博物館本館で、2/2から3/17まで「幕末の東京湾警備」の資料が展示されています。

鎖国中だった江戸期の後半に、開国を求めて諸外国の船が東京湾内外に頻繁に来るようになりました。

寛政の改革を主導した老中松平定信は、現地視察のため館山に来ています。いくつかの藩に命じて南房総の湾岸各地に砲台をいくつも築き、警備させました。

自らの白河藩の一部も南房総へ移して藩士たちに警備させています。この警備は明治維新まで岡山藩など有力ないくつかの藩が交代で務めました。外様ではなく親藩や譜代大名が選ばれているようです。

明治期以降もこの地域は首都防衛の要として、要塞や航空隊基地が作られ、その一部は今も継続しています。

今日は館山博物館と展示の概観を紹介します。

館山博物館本館 遠景、建物、入口
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展示の概観
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歴史が好きで、特に幕末史に興味のある方は是非ご覧に来てください。