今年の冬の厳しい寒さは格別で、全国各地で記録的な豪雪や低温に見舞われていると理解しています。

房総半島の先端部を占める昔の安房の国は、冬も暖かくて霜もほとんど降りないはずでしたが、2月初めに思いもかけない低温に見舞われました。

館山では2/3(金)の朝に氷点下5.4℃を記録しました。
この異常な冷え込みで、館山市内を流れる平久里(へぐり)川の河口に氷が張ったそうです。

河口に氷張る 2/4の房日新聞
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この日は南房総市白浜町でも氷点下3℃前後になり、露地栽培のキンセンカに大きな被害が出ているとのことです。

キンセンカに凍結被害 2/15の房日新聞
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キンセンカは春彼岸の供花用に、安房から首都圏に出荷しているので、影響は大きいです。

身近では館山の書斎の庭に生えている浜木綿の株の異変に気づきました。
1月中は青い葉だった浜木綿が、2/5に見たときは無残な姿になっていました。
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2/3の異常低温で葉が凍って先端部が枯れ死したようです。
この場所は家の軒が一部掛かっているので、比較的軽微で済んだようです。

門前の浜木綿は見る影もない姿になっていました。
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芯に緑が残っているので、春になれば新しい葉を出して来ることでしょう。

浜木綿の同じ株の花 2010年7月
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昨日は城山の梅の開花を載せましたが、ほんとに春が待ち遠しいですね。