5日に相浜・布良(あいのはま・めら)地区をMTBで回り、最後に布良海岸を訪れました。
阿波忌部一族の上陸地
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平安時代に忌部広成(いんべひろなり)が著した「古語拾遺」によれば、天富命(あめのとみのみこと)が阿波の忌部一族を率いて、海路黒潮に乗ってこの安房の地に、大移動したということです。

小さな船を使って陸を見ながら、船団が何回も来たことでしょう。その時期は3-4世紀と言われています。

男神山と女神山
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天富命は上陸後に見た二つの小山を男神山(おがみやま左)と女神山(右)と名づけ、祖父の「あめのふとだまのみこと」と祖母の「あめのひりのめのみこと」を祀りました。

さらに奥に進んで現在の安房神社を建てて、この地域に拠点を設けました。その後奈良時代の養老2年(718年)に、安房の国として上総(かずさ)から独立したのです。

ハマヒルガオの群生
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布良海岸の奥にはハマヒルガオやハマエンドウが群生していました。

阿由戸(あゆと)の浜
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平常は静かな海岸が、連休に遊びに来た人たちで占められていました。手前の草むらでもハマヒルガオが見られます。