先週末は、実家で過ごしました。

コロナウイルスでパンデミックになっても、春は来る。

実家の庭に花。

小学生の頃はよく切ってもらって、学校に持って行ってました。先生が｢○○ちゃんがもってきてくれました｣と教室に飾ってくれるのが嬉しくて。でも大人になって知ったのですが、母は大切に育てていたので、あまり切りたくなかったのだそうです。ごめんよ、今ならその気持ちわかる…泣

金曜日のこと。

ウチの子供たちと5歳の甥っ子、3人を散歩に誘ったのです。

テレビゲームの上達ぶりを私に自慢したい甥っ子、まだゲームができず見てるだけはつまらない娘みーごん、我関せずYouTube三昧の息子あーごん。

少しは外に出んかい！

と、3人を連れて庭に出ました。でもやっぱり各々ばらばらで、仕方ないな…と散歩に出ることにしました。実家の前は線路が通っていて、近くには踏切もあります。

｢カンカン、見に行こう｣

そう誘って踏切まで歩いたのはよかったのですが、車が来たので｢危ないからここで待つよー｣と端に避けていると、何故か突然、甥っ子が車の前を突っ切って斜め前の角地へ走って行ったのです！

車が速度を緩めてくれ、私は平謝り。

震えが止まらず、まずは｢待っててって言ったのに！｣と叱ると半べその甥っ子。何故走り出したのかは結局不明のまま…。

かなり動揺していたのですが、車が通らないところを歩こうと、実家の裏にある空き地に移動しました。

そこで水たまりを見つけたあーごんは、砂利を投げ入れて遊び始めました。甥っ子も加わって、地面に埋まった石を取ってあげたりしながら落ち着きを取り戻しました。

みーごんもやってごらん、と、声をかけようと立ち上がると、いません。あれっ？みーごん？

いない…

いない！！！

｢みーごん！！！｣

叫びますが返事なく、あーごんを抱え甥っ子と手を繋ぎ、呼び続けながら周辺を走り回りました。

偶然、近くのアパートに若者2人が車をいじっていて｢あっちの方向に行ったと思う｣と、わざわざ出てきてくれました。

来た道を戻り、お隣の豆腐やさんにいたお客さんに｢女の子を見ませんでしたか！？｣と尋ねると、隣のお家の方に入っていったみたいだけど…と教えてくれました。実家だ…庭に入ると甥っ子が玄関に走り、｢みーごんの靴あった！｣と言いました。

甥っ子の声に気づいたみーごんは、ぱたぱた走り出てきて｢ままいなくなっちゃって、みーごんはおうちにかえってきたのー｣

まだ3歳になったばかりのみーごんは、自力で実家に戻っていました。

近くにいたはずなのに、何故私を見失ったのでしょう…。車やバイクが通らなくてよかった…。身体中が心臓になったような鼓動、震え、汗が止まらず、息もうまくできず…。動けませんでした。

やっと立ち上がり、子供たちを部屋に入れ、実家の母に話をしました。

私の見通しの甘さや、なぜそんな無理をするのかと叱られました。何も言えずに下を向くしか出来ませんでした。少しして仕事から戻った甥っ子の母(私の妹)にも謝りました。

思いもよらない行動をとることもあるのに、まだまだ私は子供のことわかってないんだと落ち込み、本当に何も起こらずよかった、大袈裟のようですが、2人とも無事で生きててよかった…と頭の中はそれしか考えられませんでした。

その夜、子供たちを怒りすぎるとまた母に叱られ、最近あーごんの接し方に迷いがある私は、日頃のもやもや含みで反論してしまい、怒鳴り合いに…泣(翌朝、謝りました…)

せっかく実家に帰ってきたのに、ひどい一日となりました。

肝を冷やし、子供みたいに泣きまくった翌日は、甥っ子とみーごんの合同誕生日会をしました。

たこ焼き&お好み焼パーティーでした。

あーみー兄妹は、初のたこ焼！

(みーごんにはオラフ！)

(みーごんは、エルサのドレスを着てお手伝い)

空腹も手伝って、あーごんはかなりの量を食べました。みんなで食べるっておいしいもんねー。食べられるものがまたひとつ増えました。

自分の未熟さ、叱ってくれる母の存在のありがたさ、子供たちの大切さ、ここまで成長してくれたことへの感謝…いろんなことを思った週末でした。

まだ疲れが抜けない気がする、今日は火曜日。

今日の一句。

｢ままのめにみーごんいる｣と覗き込む

母の瞳にうつる自分に興味津々。

子供の目線、改めて関心。

未熟ゆえの失敗、叱られた夜、そして誕生日会