前回テナーのPVを貼付けてからの更新。お久しぶりです。笑
あれから3本のライブに行きました。
感想をちらっと。
●4/8 9mm Parabellum Bullet @新木場STUDIO COAST
震災後、初めての普通の形式でのライブ。
コースト名物の看板が消灯されているなど、各所で節電が行われていた模様。
対バンはBRAHMAN。
散々ダイブ、モッシュ禁止のアナウンスがされてきたあとに登場してきたのには、なんとも言えなかった。苦笑
9mmのライブは、久しぶりというのもあって、とても楽しかった。
メンバーのうち2人は実家が被災地というのもあって、開催に踏み切るのにはなかなか勇気がいったのではないかと思う。
彼らなりの決断を受け入れて、心の底から楽しませてもらった。
ただ久しぶりに暴れたら、筋肉痛がしばらくぬけなかった。
そんなに暴れたつもりはなかったのだけれど、''久しぶり''の魔力!
●4/16 SKULLSHIT presents THE LIVE 2011 @さいたまスーパーアリーナ
骸骨祭り改めてTHE LIVE。
ホルモンはラスト2曲しか間に合わなかったなどのハプニングもありつつ満喫。
ここ1年ほど大人見が多かったので、久しぶりに前方に突入してみたりもした。
10-FEET TAKUMA氏のMCがとてもよかった。自分で選ぶ、ということは、とても大事なことだけれど見落とされがちだから。
嫌なヤツでも生きてやろうよっていう彼らの音楽になんとなく励まされた。
久しぶりに見たNCISに惚れ直す。拓ちゃんが男前になっていた!笑
HIATUSは、細美さんが連日日記を更新してくれていたこともあってどんなライブになるかドキドキしていたけれど、とてもいいライブだった。
細美さんは言葉少なげだったけれど、「こういうときに音楽でひとつになれて嬉しい」みたいなことを言っていた。
脳内麻薬というものは存在するのだと思う。本気で脳みそが融けたと思った。会場が大きい上にいつもより前にいたので音がでかい。Walking Like A Manがとてもよかった。
アンコールでは、西門の昧爽を、北の方を想ってとの一言とともにアレンジバージョンで。こちらもすごくよかった。優しくて人によりそうような音楽だと思った。
最後には予定より1曲増やしてくれた。久しぶりにHIATUSで暴れたよ。
震災後、初めて素直に笑顔になれた瞬間だった。
●4/20 People In The Box @中野サンプラザ
これもどえらいライブだった。
なんというか、ピープルの音楽を言葉にするのはすごく浅はかな行為のように思えるのでうまく書けるかわからないのだけど、とにかく凄かった。
Family Recordのリリースツアーファイナルで、本来ならば先月24日だった公演。
延期したためか空席もちらほらあったけれど、あのライブは見れてよかったと思う。
ホール公演ということもあって、照明や演出も素晴らしかった。
ああまさに!と思うポイントがいくつもあったり。
波多野さんはしばらく見ないうちに歌が上達していたし(笑)演奏も3ピースを感じさせないくらいのインパクトがあった。
個人的にはどこでもないところで終わってほしかったけれど、本編ラストだったJFK空港は集大成のようなものを感じた。曲開始直後は真っ赤にライトアップされた幕が、「みて 晴れた 空から降ってくる」のところで青く照らされて、なんとなく、救われた、と思った。
波多野さんのMCは、RO69のレポートで高橋さんがそのものずばり書いていてくださっているのだけれど(笑)、音楽の存在意義は再構築するのではなく新しく創造するのだ、その点では我々は自由だ、というような内容。
長々と真面目な話をした後で、ピースサインでごまかしていた。笑
「僕は反社会的な人間だから、この間なんて商店街で奇声を発しましたからね、わーって。」
あと波多野さんは左寄りらしい(笑)
ダブルアンコールでは、ヨーロッパ。
ピープルについては、いくらでも話したいことがあるのだけれど、今日はあんまり書かない。
とりとめがないから。
ただ、なんだろう、どう聴いてもあからさまに「生きていこうぜ!」なんては歌っていないし、だからといってどうしようもない絶望を歌っているわけでもない、ある意味で諦観すら感じさせる彼らの音楽は、一番自分の背中を押してくれるような、そんな気がする。
本当に大好きなバンド。
これからGWですね。
わたしは29、30と旅行、1日は祖父母宅、3~5日はライブです。
テナーのワンマンと、心響に行きます。
とても楽しみです。
ぼちぼち大学もガイダンス等が始まり、サークルの新歓にも足を運んでいるけれど、どうしても人とうまく話せない。友達もあんまりできてません。笑
あんまり有意義にこの1ヶ月は過ごせなかったけれど、まだまだこれからだと思って頑張ります。
地震が起こって、何が変わったかな。
物理的に、生活や環境が変わったというのもあるけれど、
いろんなものの存在意義や価値も変わったのでないかと思います。
波多野さんじゃないけれど、音楽の在り方というものも、新しくなるタイミングなのかもしれない。
それでも、わたしも、
同じ夢が見たいです。