ミヌが出て行った日から1回もあっていなかった俺たち
やっとのことで会えたのに、ミヌが言った言葉は氷のように冷たかった
「…俺に会いたく、なかった?」
震える唇を噛みながら、そう言うとやっぱりミヌの言葉は冷たいものだった
「僕はヒョンから遠ざかろうとしているのに、どうしてそうやって追いかけてくるんだよ
僕がいない方がヒョンは幸せになれるのに」
どうしてそんなことを言うのかはわからなかった
ミヌと同じ病室になったのに、俺と生活時間をずらすミヌ
心配になって、どうにかミヌに会おうと体力をつけたりと
頑張っていたけど、それらは全部無駄だったような気もしてくる
今思えば、もう俺らは同じ事務所の人ってだけだし、
会わない方がよかったのか…?
そう思えてきた
「おれは、少なくともミヌに会いたかった。全然俺に会いに来てくれないミヌをとても心配した
早く会いたかったから、体力つけたり、元気になるためにいろいろした
ミヌが俺に会いたくなかったとしても、俺は会いたかったんだよ
早く、全部回復するから、そのときはリーダーを歓迎してくれないか?」
ポトッと床に涙が落ちた
それは俺の目から出たものではなくて…
数メートル離れた、ミヌのものだった
全て管理人の妄想です
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