今日は冷凍庫に長らく過ごされていたビニール袋にベアーと書かれた塊を調理していく

そう



熊さんの肉だ


そしてカタカナで


ベアー


と書いたのは旦那だ

そういうとこ

嫌いじゃない


知り合いの猟師さんに頂いた


自然の恵みと

命がけで狩猟した知人に

感謝していただく


はいこれベアー
生々しいわね

はいこれ真っ二つにしたとこ
きれいでしょー
美味しそうでしょうー

でもね獣の匂いがする
やっぱり獣臭すごい

そしてひどく硬い
びっくりするくらい
肉がしまってる
何度も熊の肉を頂いたが
例外なく硬い


でもきれいな赤みなので
わかってはいるのに
焼いて食べてみたい

信じられないくらい
きれいな肉だろう‥
前歯の差し歯持ってかれる
位硬いんだぜ‥

んーすりおろした玉ねぎとか
パイナップルジュースにつけるとか
いろいろあるけど
面倒なので全部煮る

まずは余計な脂身を切り落とし
筋を切って鍋にぶち込む

これまた信じられないくらいのアクがでる
もうね泥みたいなアクが
すごい量出る
私が鍋に入れたの一体何?
ってくらい(⁠‘⁠◉⁠⌓⁠◉⁠’⁠)
それを丁寧に丁寧に取り除く

そして我が家の秘密兵器
電気圧力鍋

一旦アク抜きした熊の肉を
生姜とネギといっしょに
15分加圧する
するとホロホロになる
臭みも飛ぶ
さて次回からは熊肉の晩御飯
を作っていく

もうね
ここまでするの大変なのよ

でもさばいて肉の塊にしてくれた猟師さんはもっと大変だよね

不平や不満は
この際なしにしよう

と言いつつも
これだけ手間ひまかけて
下処理をし
料理しているのに

あっと言う間に食い尽くす
旦那がにくかったりする

肉だけに

なんじゃそりゃ(⁠╯⁠°⁠□⁠°⁠)⁠╯⁠︵⁠ ⁠┻⁠━⁠┻

歳とともに
いろいろ面倒くさくなり
愚痴や不平不満が増え
面白くもないダジャレだけが
増えていく

もうすぐ50の冬だった


もういや