自分の人生に大きな影響を与えた「不思議な夢」のお話しをしたいと思います。


ある日私は夢を見ました。

その夢はとてもリアルでした。
どうリアルだったかと言うと
夢の中で「これは夢だ」と分かったのです。

夢の中は青い空が広がっています。
ですが、その空は手が届くような高さにあります。

風のない心地の良い暖かさを、肌で感じることも出来ました。

そして、自分の思ったように動くことも出来ました。

私は空高くジャンプしたり、大きく走ったりしてその場を楽しんでいました。

その時に私の頭の上を空高く、2つの雲が飛んで来ます。
その雲にそれぞれに人が乗っています。

先を走る雲の上には、中東の方のようなお顔立ちの男性。

その後をついて飛ぶ雲の上には子供が乗っていました。

私は何故か?
何故か分かりませんが、前の雲だけを撃ち落とすイメージを思い浮かべ、その雲を遠ざけました。
(今思ってもなんでそんな酷いことをしたのか、その人はなんだったの分かりません…💦)


その男性を遠ざけたあと、子供が乗った雲だけが私の頭の前方に飛んで来ました。

私は自分でも驚く速さで、その子向かって
「私のお腹にきて」「早くきて」と叫んでいました。

雲に乗っているのは小さな女の子でした。
その女の子は
「行くから待っててね」と笑顔で応えてくれました。
そして手を振り、また空高く飛んで行ってしまいました。

その瞬間に私は目が覚めました。
そして今まで見ていた夢を思いながら
「妊娠したかもしれない」と直感しました。

直ぐに薬局に向かい、妊娠検査キッドを買って検査した結果。
思った通り妊娠していたのです。

これにはとてもとても驚き、又深く感動したのを覚えています。

そして、不思議なことはもうひとつありました。

私はその時、子供を授かるにはとても高齢でした。
何ヶ月もの間、毎日基礎体温を測り
何度も思ったような結果を得られませんでした。
その度に悲しい気持ちになっていました。

妊娠が分かったこの時、私は妊娠しない辛さから礎体温を測るのを止めていたのです。
又、排卵日辺りではお相手に会ってはいなかったのです。

言葉では説明のつかない、とても不思議な体験です。

そして、生まれてきた我が子は思った通り女の子でした。

あれから10年が経とうとしています。
今でもあの夢のことは鮮明に覚えています。