I'm good(仮)

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5人くらいの友達で回してます。

仕事先のおぢ友に紹介された高崎にある「焼鳥 コの字」。

 

わたし、毎月2~3回は群馬県に宿泊する出張があるんですが、その度ごと毎月通ってるくらいハマってます。

ロケーションは高崎駅西口から10分ほど歩くんですが、わたしはここで飲みたいがために近所のビジホ(パー○イン高崎)を予約するくらい。パー○イン高崎の最大のメリットは安さでも予約の取りやすさでもなく、コの字に近いところwww

ホテルの大浴場で汗を流してコの字でだいぶお酒飲んで、そのままビジホに帰って朝まで爆睡がお決まりのパターンです。飲み過ぎて毎度朝起きるとマッパだったりするんですが、それもコの字の魅力の一つ(嘘ですw)。

 

さて、このお店。

カウンター18席のみのこぢんまりした空間で、まるで昭和の酒場のような雰囲気。肩肘張らずに美味しい焼き鳥とお酒を楽しめる、最高の場所なんですよね。毎回店主に「また今月も来ましたで!」って挨拶するのが、恒例の流れになってます。

 

【ある日のカウンターの風景】

 

ユニークな注文システム◎

 

「コの字」の面白いところが、ちょっと変わった注文スタイル。お酒を1杯頼むと、串を3本まで注文できるっていうシステム。追加でお酒を頼めば、また3本頼める。これ、焼台が小さいのもあるんですが、飲みながらゆっくり焼き鳥を楽しんで欲しいっていう店主の粋な計らいなんですよね。ついつい「もう1杯…」ってなるのが、また憎い(笑)。

ちなみにわたし、毎度頼むお酒はガリ酎。甘酢の生姜が入った酎ハイなんですが、これがまた焼き鳥に合います。酎ハイだけ入替も可能ですが、中身のお代わりは3回まで。4杯目からは新規がオススメ(ガリの味が無くなっちゃうんで)。新規で頼む時は「フレッシュで!」と頼むのが粋だと思います(笑)

 

焼き鳥のクオリティがやばい!

 

毎回頼むのは「手羽先」「ささみ」「つくね」そしてあれば「すじぎも」と「なんこつ(タレ)」。

「手羽先」はカリッと焼かれた皮とジューシーな肉汁がたまらんし、「すじきも」は濃厚なレバーにコリコリの食感が加わって、一度食べたらクセになるやつ。焼き加減もちょうどよくて、炭の香ばしさが絶妙なんです。

そして焼き鳥全般に言えることですが、ポーションが大きい。そして店主がものすごくじっくり焼いているせいなのか、どの部位もふっくらでジューシー。本当に美味しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

「煮込み」が名物なんよ!

 

そして、「コの字」に来たら、絶対外せないのが名物の「煮込み」!

これはね、毎回頼むくらい大好きな一品。焼き鳥よりもむしろ煮込みに会いに行ってるんじゃ無いかと思うレベル。ホロホロに煮込まれたモツがもう蕩ける。味噌ベースのスープはコクがあって、それでいてしつこくなく、スッと体に染み渡る感じ。

で、ここで重要なのが「自家製ブレンドのお酢」。煮込みにこのお酢をちょっと垂らすと…もうね、衝撃。さっぱり感がプラスされて、より一層旨味が際立つんです。毎度毎度「やっぱ煮込みしか勝たん」って気持ちになります。

お店のスタッフからは「お酢は味変で」と言われているのですが、この美味しさを知っているわたし達は出された瞬間、七味を振った上からドバドバかけてる。3周はかけてる。ほんと、飛ぶくらい美味しい。

 

【煮込み】

 

店主とのちょっとしたやり取りも楽しい

 

店主は昔、目黒の大鳥神社の近くでお店をやっていたらしいです。最初はちょっとコワモテに見えるんだけど、話すとめちゃくちゃ気さくで、楽しい人です。ある程度手が休まったのを見計らってハイボール(濃さ1.5倍)を振る舞うと、乾杯してくれるのも最高。ちなみにハイボール1.5倍の濃さ、絶対1.5倍じゃなくて2倍はありそう。飲むとビリビリ来ます。わたしは飲み過ぎてスツールから転がり落ちた前科あり(笑)。

 

一度行ったら、ハマる「コの字」沼

 

「コの字」は、美味しい焼き鳥とお酒、そして名物の絶品煮込みが味わえる最高のお店。しかも、お店の空気感がいいんですよね。気取らず、でもしっかり美味いものが食べられる、そんな場所なので高崎に来たら絶対に外せない。予約はできないから、ちょっと早めに行くのが良いと思います。今月もまた、焼き鳥&煮込みをじっくり味わいたいな。待ち遠しい(笑)。

 

 

焼鳥 コの字焼き鳥 / 高崎駅(JR)高崎駅(上信)
夜総合点★★★★ 4.8

 

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約3年近くぶりのお久ですが、さらっと更新。

 

恵比寿と広尾のちょうど中間あたり、ひっそりと佇むワインバー「Tigre(ティグレ)」で知り合いの女性社長2人と飲み会して来ました。このお店がオープンしてもう15年は経っているとは思うのですが、わたし、オープン当初からお伺しています。

わたしが引っ越したりで足が遠のいた時期はありましたが、ここ最近はそこその頻度でお伺しています。店主の石橋さんの軽妙なトークと外さないワインチョイスが素晴らしく、女性社長の2人ともがお酒が好き(一人は日本酒だけどw)とのことなので、こちらの個室がぴったりだろうと思ってのセッティング。

 

大人の雰囲気が漂うこのお店は、シンプルで洗練された内装が特長。落ち着いた空間で、手垢の付いた表現だけど「大人の隠れ家」的な感じ。カウンター席もあって、一人でふらっと飲みに行くのもアリだし、友達やデートもOK、マルチユースに対応しています。守備範囲広い(笑)

 

【この日の飲み会の風景、個室にて】

ワイン好きにはたまらない!石橋さんセレクトが神◎

この日はスパークリング、白、赤とひと通り飲んだけど、どれもセレクトが秀逸。さすがです。

石橋さんのチョイスは本当にツボを押さえてる。料理との相性も完璧で、「次はこれいってみます?」なんて提案してくれるのがまた楽しい。こういうやりとりができるのも、このお店の魅力のひとつかな。

女性社長のお二人とも、途中で「ショップカードください」と仰ってたので、気に入って貰えたようで何より。

お料理も絶品!全部美味しい!

ワインが美味しいのはもちろんなんだけど、ここの料理がクオリティ高くてヤバい。

まず前菜の盛り合わせ。これがもう、一品一品丁寧に作られてて、どれもスパークリングやワインと相性抜群。ちょっとずついろんな味を楽しめるのが嬉しいポイント。

 

【前菜の盛り合わせ】

 

パスタは2種類。

「カルボナーラ」はこのお店の有り体に言えばスペシャリテ。濃厚だけどしつこくなくて、絶妙なバランス感。ワインを飲みながらでも全く重たくならないのがすごい。ブラペも良いアクセントになってる(もっとブラペ増しでも良いw)

そして、「ホタルイカと菜の花のフェットチーネ」は、春の味覚がギュッと詰まった一皿。ホタルイカの旨味と菜の花のほろ苦さが絡み合って、最高。ホタルイカのワタの苦みがワインと合うね。

 

【カルボナーラ】

 

【ホタルイカと菜の花のフェットチーネ】

 

メインには「牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」をオーダー。ナイフを入れた瞬間ホロっと崩れる柔らかさ。赤ワインのコクがしっかり染み込んでて、一口食べるたびに幸せ感じるやつ。結構なボリュームでお腹もいっぱいに。

 

【牛ホホ肉の赤ワイン煮込み】

また行きたくなるワインバー

美味しいワインと、それにぴったり寄り添う料理。そして女性社長2人と気さくな店主とのやりとりも楽しくて、時間があっという間に過ぎちゃいました。「美味しいワイン飲みたいな~」って思ったら、ここに来れば間違いなし。カウンターで一人飲みもいいし、友達とワイワイやるのもアリ。知ってるとちょっと自慢できる、そんな素敵なお店です。

 

Tigreワインバー / 広尾駅恵比寿駅)  
夜総合点★★★★ 4.8

 

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ご無沙汰です。

 

 

気をつけてはいましたが、今年1月下旬に家族全員がコロ助を罹患しました。結果的に全員が軽傷で済み(熱が出たのは妻だけ、しかも37度ちょい)、私は入っていた医療保険から自宅療養分の保険が出ました。家でゴロゴロしていただけなんですけどね。

 

 

それはさておき。

 

 

仲良しのN子さん(仮名)と一緒に代官山のアルモニコ。本当は1月中に伺う予定だったんですが、冒頭のような状況と仕事が多忙だったため、2ヵ月以上遅れての訪問です。

 

 

早い時間が空いていなかったので、20時過ぎからのスタート。お店的には2回転目なんですが、賑わってましたね。とても盛況です。シェフの佐々木さんとはもう10年以上の付き合いになるのですが、こうして賑わうお店をやっているのを見ると嬉しくなります。私は日々退化していますが、彼は成長しています。間違いないです。

 

 

【本日のメニュー】

こんな感じです。

 

 

ワインはペアリング7種をチョイス。その他に乾杯のビール。

 

 

【ビールとペアリングのワイン①】

ペアリング7種には乾杯のスパークリング(左)も付属します。とはいえ、この日はとってもビール気分だったのでビールを秒で飲み干してスパークリングも堪能しました。

 

 

【ボルレンギ】

エミリア=ロマーニャ州にある「モデナ」という街のソウルフードで、薄焼きのパンにラードのペーストを塗ってあります。食感とラードで食欲が高まります。

 

 

【ホッキ貝とアスパラガス】

苫小牧のホッキ貝だそうです。アスパラガスはピューレ状になっており、上に乗っているのは赤ワインビネガーのジュレ。ジュレはアスパラガスの皮で取った出汁で作っているそうで、アスパラガスの香りがほんのりと。そして何より赤ワインビネガーの酸味が上品で美味い。これはとても好き。おっさんになるとガチで酸味が恋しくなります。

 

 

【自家製サルシッチャとレンズ豆】

自家製のサルシッチャ。食べてみると歯ごたえのある食感が。聞いてみると1時間ほど茹でた豚耳が入っているそうです。

 

 

【ペアリングのワイン②】

結果的に酔ってしまったのであんまり覚えてないのですが、写真の順番的に多分これが2番目だったかと思います(笑)

 

 

【ヒラメと魚介のリゾット】

そうそう、書き忘れましたが、お店で使われている魚介類は豊後水道のもの。このヒラメも同様で、低温でローストされています。タケノコはヒラメのアラで取った出汁で米と一緒に炊いてリゾットにしているそう。とても香りが良いし、何よりタケノコも美味い。

 

 

【ペアリングのワイン③】

結果的に酔ってしまったので(以下、略)。

 

 

【菜の花とカラスミのキタリーネ】

黄色が美しい卵麺です。菜の花とハマグリの出汁で取った出汁作ったソースで和えて、上からカラスミ。カラスミはサルデーニャのものだそうで、とても香り高い。そしてキタリーネも美味いですね。

 

 

【ペアリングのワイン④】

結果的に酔ってしまっ(以下、略)。

 

 

【仔羊のラグーソース】

パスタはガルガネッリ(手打ちのショートパスタ)。メニュー表では蝦夷鹿になっていますが、変更になり仔羊です。仔羊を赤ワインで煮込んだソースでパスタを和え、上から羊のチーズ(ペコリーノロマーノ)をかけています。羊の魅力を余すところなく堪能することが出来る一品。

 

 

【ペアリングのワイン⑤】

みなまで言わないでください。

 

 

【蝦夷鹿の炭火焼き】

3週間熟成した蝦夷鹿の炭火焼き。メニューでは牛リブロースですが、蝦夷鹿に変更になっています。白糠の漁師の方から直送してもらっているそうで、カビがうっすら生えるまで熟成しているそうです。かなり手が込んだ一品。手が込んでいるだけではなく、店内では熟成するスペースがないため、熟成のためだけに店の近所にアパートを借りたんだとか(笑)

蝦夷鹿も昔かなり好きで食べ過ぎた感あり、今ではアラカルトでは逢えて選ばないのですが、抗して供されると非常に美味しい。もともとしっとりした身質が熟成によってよりしっとり、かつキメも細やかになって非常に美味です。これは是非食べていただきたいと思う一品。

 

 

【ペアリングのワイン⑥】

おれはもうダメだ。

 

 

【本日のデザート】

不知火とヨーグルトのジェラート。

 

 

【小菓子】

2人分。ラズベリーのタルトレット、チョコレートトリュフなど。

 

 

あれ?ペアリングのワインを1種撮り忘れたかも知れない。おれはほんとうにもうダメだ。

 

 

【食後酒】

食後酒もいただきました。少しすっきり。

 

 

少し前に訪れた時よりメニューの構成も内容も変わっていました。より繊細さと力強さ、両方のベクトルが研ぎ澄まされた印象あります。N子さん(仮名)も含め、とても楽しい一夜でした。

 

 

ARMONICOイタリアン / 代官山駅恵比寿駅中目黒駅)  
夜総合点★★★★ 4.5