みなさま!

ここ大町は、標高も高く、いつもはまだまだ寒い日が続くそうなのですが、
今年は例年になく暖かい気候になっています。
そのため雪がどんどん溶けてくれたおかげで、予定していた「雪かき」という作業工程が省けてとっても助かっています。

さてさて、早速ですがコンポストトイレ作り二日目の作業内容を紹介します♪

① 材料の買い付け(砕石、砂、コンクリート枡、コンクリートブロック) 
  ⇒ 重いものは現地調達が基本です!
② 浸透枡の設置
③ 砕石の敷設
④ コンクリートブロックの加工


【施工手順】

1.浸透枡の穴に砕石を敷き、枡を設置します。
この枡は、発酵槽内の余分な水分を自然浸透させるためのもの。
水分が抜けない構造だと、発酵ではなく、腐敗に向かってしまう恐れがあります。
というわけで、木の花式コンポストには欠かせないものです。


※水平と設置深さの確認をお忘れなく!

2.枡の埋め戻し。
周囲を土で固めます。


3.枡の底に、栗石(ぐりいし)を設置します。
水分が抜けやすいよう、枡の底には大きめの石を入れておきます。
(植木鉢の底に置く石の役割です)
 

4.砕石の敷設
今回使用したのは、コンクリートを砕いた再生骨材です。
40-0(最大粒径40mm~最小0mm)を使用。
敷き均したら、しっかりと締め固めます。
今回は、三寸角の角材を使用しました。
 
※基礎には必ず0mmの入った骨材を使用します。でないと地盤が良く締まりません。
※砕石は約50mm敷設します。砕石と枡の天端の間は約50mm差をつけます。
ここに後でモルタルを敷き、水分が枡に集まるようにするためです。

5.ブロックの加工
今回は、既存の建物を利用するため、建物の基礎に合わせて加工する必要がありました。
写真は、独立基礎に合わせてコーナー用ブロックを加工したところです。
 
※ブロックの加工には、手持ちタイプのグラインダーを使用すると便利ですヨ♪
※ただし取り扱いには要注意!僕も数年前に全治3週間の怪我。間違っても保護カバー外しちゃダメですよ!当然ですが。


さてさて、というわけで2日目も順調に進行しておりますヨ。
明日もお楽しみに~♪