本日より、ESP研修がスタートしました。


早速ですが本日の気付き。

現在、研修のため滞在している木の花ファミリーでは、16年目にして木の花憲章(基本的なルール。日本国なら憲法に当たるもの)を作成しようとしています。

その目的は、大きく2つあるそうです。

①新たな移住者が増えてくる中で、「木の花ファミリー」はこんなところですよ!という理解を助けるために文章化すること

②すでにファミリーメンバーになっている人にも、自分がなぜここに居るのか?ということを再度見定めることの大切さを伝えること

そのための憲章づくりには、ファミリーメンバー全員が関わろうということで、全員の意識を共有するために、精神的な柱の役割をされているいさどんのプレゼンテーションが、これから1年間にわたって定期的に開催されるそうです。
(ちなみに、聴講者は乳幼児から小学生~お年よりまで、とにかくファミリーメンバー全員であることはもとより、ゲストや短期滞在者など、ファミリー以外の方々にもオープンにされています)

本日はその第一回目のプレゼンテーションでした。

プレゼンテーションの中で、大きな気付きがありました。
それは、”家族”や”身内”という概念の捉え方が、今我々の文明が地球規模で抱えている問題ごとの
根本的な原因ではないか、ということです。

一般的に家族、というと、血縁を思い浮かべますよね。
それは、家族を”いのちのつながり”と定義していると言えるでしょう。
つまり、家族とは”遺伝子情報に基づくもの”と解釈されていると考えることができますね。

しかしながら、我々の日々の命はだれに頂いているのか?というと、
それは、もう100%自然から頂いている、ということは明らかです。

つまり、我々は、きっかけは遺伝子的つながりの中で生を受けましたが、その後は、等しく
自然から命を頂いている。

つまり、我々の命の源は、大地であり、水であり、空気である地球と、太陽、月など、まさに
自然そのものであり、全人類および地球上の全生物は等しく大自然から命を頂いている。

まさに大自然が我々のお母さんではないか。

であれば、我々はまさに家族であり、身内ではないか。

という話です。


これについて、私は正直、なんとなく腹の底に落ちてこない感覚を感じました。
そのような意識でないと、ここにはいられないのだろうか?という不安が頭をもたげてきました。
そしてこの不安はどこから来るのだろうか?という疑問が湧いてきました。

確かに、そのように生きれたら素晴らしいと思う。
しかし、現実の生活のことを思えば、だれもがすぐに実践できるものではない。

そこにスッと入れたら、楽になれるのだろうな、と思います。
しかし、僕はこの辺りの感覚をあえて持っていようと思いました。

無理に疑問や不安を払拭しようとせず、時間をかけて、深く思慮を積み重ねるつもりです。

僕は今の世界と未来の世界とのつなぎ役を仰せつかったように感じています。

現実の世界とのバランス感覚。
ここを追求していくこと。

そのことから逃げないこと。あきらめないこと。ごまかさないこと。

これを忘れずにESPの3ヶ月を有意義に過ごしたいと思います。

みなさん、ご支援よろしくお願いします。




研修内容

午前
・にわとり餌やり(近所の豆腐屋さんのおから)
・稲刈りサポート(隅刈り、飼料米:モミロマン)

午後
・キャベツ苗の保温&霜よけ資材設置(パオパオ)
・イチゴ苗のマルチング
・大豆畑・小豆畑の見学


・木の花ファミリープレゼン(血縁を超えた家族)
・大人会議