　私が住む自治体では、固定資産税・都市計画税の納税通知書の発送はまだですが、固定資産台帳の縦覧・閲覧制度を利用して、事前に評価額・税額の確認をしてきました。

■土地について

　「住宅用地に対する特例措置」により、税額が６分の１になっています

　ただ、同じ分譲地内でほぼ同じ形状・間口の土地でも、平米あたり評価額に差がありましたので、担当の方に思い切って質問してみました。

　我が家が建つ造成地は、もともと山だったこともあり、一部が土砂災害警戒特別区域（いわゆるレッドゾーン）に指定されていました。

　今は造成が完了したことにより、指定は解除されています。（地形が変わったことで急傾斜地が無くなったので当然ですね）

　しかし、昨年のうちに造成は完了していたものの、一部の区画は地図上だとレッドゾーンにかかっており、指定解除が１月１日に間に合わなかったため、それらの区画はレッドゾーンの減価補正がなされているとのことでした。

　平成３０年度は評価替えの年にあたるため、今年１度きりの補正だそうです。

　また、上記は自治体により取扱いが異なるそうです

■家屋について

　「認定長期優良住宅に関する特例措置」により、平成２９～３３年度までの５年間は税額が２分の１になっています。

　ということは、平成３４年度からは家屋の税額が約２倍になるので、心の準備をしておきたいと思います（経年による評価額の減は微々たるもののようです）

　また、仮に同じ床面積の家で比較した場合、評価額に差が出ることが多いのは以下のような点だそうです。

　①太陽光モジュールが屋根一体型

　②床暖房

　③埋め込み型パッケージエアコン

　④外壁がタイル

　⑤軽量鉄骨造かつ基礎立ち上がり部の延長が長い

　⑥天井が高い

　⑦１種換気

　我が家の場合、該当するのは①くらいです。

　同じ分譲地の軽量鉄骨造のお家と比較してみても、評価額は低い方でした。

　みなさんゴージャスなお家を建てていらっしゃるということでしょうか

　これから多分一生払い続けることになるであろう固定資産税ですが、払い忘れがないように注意したいです

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固定資産税の事前確認と分析