私自身長い間不眠症に悩まされてきました。生活習慣でかなり改善されてはいたものの、一度寝れない不安を感じてしまうと眠れず何が原因なのかさえ分からずもどかしい思いをしてきました。


そんな中「心のケアが必要なのかもしれない」と思い切って臨床心理士のカウンセリングを受けてみる事にしました。正直なところもっと早くこの選択をしていれば良かったと感じています。カウンセリングを通して「不眠の根本的な原因は心理的な緊張や完璧主義にある」という事に気付かされました。

❛ルールを緩める❜というアドバイスが印象的でした。私はこれまで「完璧にしなければならない」「こうでなければならない」という思い込みに縛られて逆に心が疲れてしまっていたようです。カウンセラーはそうした自分を緩めていく事の大切さを教えてくれました。


また「自分のやりたい事をやる」というアドバイスも新鮮でした。私は忙しい毎日の中で無意識にやりたくない事や義務感ばかりを優先して、好きな事や本当にやりたい事を後回しにしていたのです。

こうしたアドバイスを日常に取り入れていくと心が少しづつほぐれていくのを感じ、不思議と眠りやすくなっていきました。没頭できる事や自分の好きな事をしていると、不思議と眠れない不安は感じなくなります。心のルールを緩めて自分に優しく接する事がこんなにも睡眠に影響するなんて、カウンセリングを受けて初めて気付きました。


臨床心理士とのカウンセリングは普段なかなか口にできない悩みや不安も安心してゆっくり話す事ができます。カウンセリングを通じて自分でも気付かなかった“心のクセ”や“思いこみ”に目を向ける事ができた事は不眠改善への大きな一歩でした。


もし不眠やモヤモヤに悩んでいる方がいれば是非一度臨床心理士のカウンセリングを検討してみて下さい。


これからも不眠症改善の為に私自身が実際に効果があった方法や、睡眠指導員から教わった実践的なアドバイスなどを皆さんにお届けしたいと思っております。

少しでも多くの人が安心してぐっすり眠れるようなヒントを見つけられるよう役立つ情報をお伝えできれば幸いです。