自前での短距離での
初ツーリングを終えた翌日の昼前に
いつもの様に清から電話があった。
『もう乗った?』
『丁度、自賠責保険の書類が手に
入ッて内海海岸まで行ッてきてね
満月出てて最高な気分だったよ』
『そっかぁ土曜に一緒に走ろう』
『土曜ね分かった♪んじゃぁ
バイト行ってくるよ』

学童保育へは1年生が昼過ぎに
来るので、おやつの買い出しで
早めに出勤していた…。
かなり体力を使うバイトだった。
親に甘えられない分かなり無茶に
体当たりで戯れて淋しさを発散
してるかのように思えた…。

度を越すと目を見て叱りもした。
『同じ事したろっかぁ?』
たいがい…嫌だと言う子供達だが
いいよと言う子供には遠慮なく
同じ痛みを容赦なくする事で
貴方に対して本気だと伝えていた
えこひいきもなく…悪戯した理由
も聞いて子供同士の仲裁したりと
資格を持ってないが指導員として
充実していたのだった…。

今のところ親からの苦情もなく
頼んできた姉(豚まん)には
感謝している鬼巳であった…。

今日は、J太郎で出勤していた。
敷地内に停めたので子供が興奮し
鬼巳は男だ!!と言う子供に
『そうだよん』と答えると
『嘘だ!!オッパイあるじゃん』
『だッて男に生まれたかッたもん』
『キミオ?』
『賢そうな名前だナァニコニコ生まれ
変われたらキミオにするよニコニコ

親達が迎えに来ると一人一人の
様子を報告して1日が終了する…。
『お疲れ様ぁ』
日福大卒で指導員になった
イルカちゃんに労うと『お疲れ様
明後日も宜しくニコニコ気をつけてね』
『ありがとうございます』

まっすぐ帰らずに
金城ふ頭方面へ足を延ばした。
本当に行きたい時に行く…。
その空間に自分を置きたい時に
叶えてくれる素晴らしい乗り物…

街の匂い 風の香り
身体で心で感じられる乗り物…。
それが…オートバイである。

清は会社の誰もいない
会議室の電話を使って鬼巳に
連絡していた…。
用が無くても声が聴きたいと言う
『早く明日にならないかなぁ』
『今日お互い働いたら明日だよ』
『我慢できないよショック!
『じゃあ今夜…来れば?ニコニコ
『会いたいよ』
『あのさぁ清の場合さぁ…
やりたいよドキドキに聞こえるよにひひ
『ぶッニコニコいま会議室だから
おっきい声出させないでよガーン
意地悪っ子だなぁ長音記号1あせる
『好きぃ?』
『もちろん好きだよ』
『じゃパーおっきい声で言って』
『・・・好きだぁあーッ』
鬼巳は勝ち誇ったように笑って
バイトに行く仕度をした…。

つづく・・・

お疲れ様でしたぁm(__)m
ご拝読を誠にVery
ありがとうございますドキドキ(-人-)

昨日は…綴ろうとすると
睡魔に襲われ更新できなく
面目なかったのですが
珍しく朝まで起きてるmodeもなく
熟睡できて通院も出来て
先生に…よく来たねと労われ
お陰様を感じました(*^^*)

最終まで…お付き合い下さります
よう宜しく御願いします<(__)>