私たちの元気を届けたい-。東日本大震災で放送を休止していたNHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」(月~土曜前8・0)が19日、1週間ぶりに再開された。冒頭でヒロインの女優、瀧本美織(19)と祖母役の富司純子(65)が、被災地に向け異例の応援メッセージを送り、復興への願いを込めた。
被災地にも、毎朝の定時の放送を楽しみにしていた人がたくさんいたに違いない。「てっぱん」でおばあちゃんと孫娘を演じる富司と瀧本は、午前8時、ドラマの冒頭に登場した。

瀧本がまず「被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます」とあいさつ。富司も「皆さまのご無事と一日も早い復興をお祈り申し上げます」と語りかけ、瀧本が「てっぱん」の再開を伝えた。
再度、富司が「少しでも元気がお届けできたらと思っております」とコメント。最後は2人でガッツポーズを作り「みんなで応援しています」と被災地の人々にエールを送った。特別映像は番組冒頭とドラマ終了後にそれぞれ30秒ずつ流れた。

「てっぱん」は11日の地震発生により、翌12日から放送が休止され、地震関連特番が流されてきた。同局によると朝ドラが1週間休止されたのは、同ドラマ史上初めてという。
放送再開にあたり、NHKは17日に富司と瀧本に出演を依頼。ドラマ自体の収録は2月18日に終了しており、富司は東京で、瀧本は大阪でそれぞれ別々に収録を行い、画面上で2人が合体した。
19日は12日放送予定だった第139回を放送。瀧本演じるヒロインがプロポーズされるシーンを中心に進行した。感動的な場面で流れるカンツォーネは、同ドラマに出演している演歌歌手、川中美幸(55)が歌唱だけ出演した。
4月2日の最終回まで劇中に登場するという歌のイタリア語の歌詞は、くしくも、♪日はまた昇る…。富司、瀧本の温かいメッセージ、そして川中の力強い歌声は、視聴者にとって一条の光になりそうだ。

(産経新聞)

そろそろ被災地でも元気が出るような娯楽が必要でしょう。
再開は喜ばしいのではないでしょうか。

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