バイトだけでは購入資金が足りない。携帯電話の闇サイト掲示板にあった「モデル募集高収入」の文字が目にとまり、コーラル社の“タレント”募集告知にたどり着いた。
「せいぜいレースクイーンか水着姿の写真撮影だろう」
軽い気持ちで臨んだ今年1月の幸村容疑者との面接で、持ちかけられたのはAVへの出演だった。
「報酬月80万円保証」
「住居の提供」
条件が少女にとって好都合なものだったこともあり、出演を承諾することにした。
その際、幸村容疑者は少女の年齢を確認したが、少女は22歳の姉の免許証を差し出した。「もしもの時のため」と家出の際に姉に無断で持ち出していたのだった。うのみにした幸村容疑者は他に十分な年齢確認を取らないまま、自分で決めた芸名を少女に与え、AV女優として採用した。
ハイペースで撮影をこなす少女だったが、それも長くは続かなかった。
「もうすぐDVD発売日だね」
「○○(少女の芸名)って知ってる?」
デビューから間もなく、少女が実名で公開していたブログには、AV出演を知っているかのような書き込みが寄せられるようになった。
少女の地元でも風評が広がり始めたため、少女は4月末に業界を引退した。
幸村容疑者は、少女が自宅の家賃を滞納したまま姿を消したことから少女の実家に連絡。そこで家族から実年齢を聞かされることになった。
同社では出演予定の女優と面接する際、「ネンカク(年齢確認)」を徹底するため、免許証のコピーを女優の顔の横にかかげて写真撮影をする。撮影直前にも現場で同様の写真を撮影するほどの厳しさだ。
当然ながら少女も同様の手続きを踏んだが、「姉妹の顔を見分けることは難しかった」(担当者)という。
故意に18歳未満の女の子を使うなんて、制作サイドは自分の首を絞めるだけなのであり得ない。発覚すれば男優を始めメーカーなど、迷惑をかける人数は計り知れない」
AV業界に詳しいライターの大坪ケムタ氏は解説する。
(産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101024/crm1010241800014-n1.htm
この事件に関しては年齢を詐称した少女が悪いじゃないですか。
出演料も受け取っているのですしね。
騙されたエロ事師のほうが容疑者なんて変。
少女は何の被害者なのでしょう。
逮捕したほうは正義と信じているのでしょうが…
華希れん、という芸名で事務所としてはギャル系期待の新人だったようです。
現在のギャル系トップの愛菜りなさんと2人の作品がカップリングされたものもあったようですから、順調に出演を重ねて人気が出始めた矢先の発覚だったみたいですね。