審査委員はAKB48を選んだ理由として、専用劇場を持ち日替わりでほぼ毎日ライブを行う、ファンとのコミュニケーションを最大限に活用した活動や、「AKB48選抜総選挙」「AKB104選抜メンバー組閣祭り」といった社会を巻き込むプロジェクトの拡大、SKE48やNMB48などの姉妹ユニットを三大都市に配し地域に密着した活動を展開している点などを評価。
「近年のエンターテインメントプロジェクトデザインとしては群を抜いた先見性と完成度で、社会に非常に大きなインパクトを与えた。今後もさらなる地方展開、海外展開をふまえ、ジャパニーズポップカルチャーをグローバルなエンターテインメントビジネスとして成立させる可能性を大きく感じさせるプロジェクトデザインである」とコメントしている。
「グッドデザイン賞」の大賞選出会は11月10日に東京ミッドタウン・ホールで開催。「グッドデザイン大賞(内閣総理大臣賞)」1点と、「グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」14点が発表される。
(ナタリー)
http://natalie.mu/music/news/38437
確かに、「会いに行けるアイドル」のコンセプト、時代性にマッチした楽曲、制服をアレンジした衣装の良さ、プロモーションビデオの完成度など、AKB48には賛美すべきデザインは多々あるだろう。
しかし、彼女たちは物じゃないんだから。基本的に工業製品に贈られる賞だと思うんですが。所詮メンバーは代替可能な部品、パーツなんでしょうな。全体性から疎外された、流れ作業の女工のようなものかもしれない。
大人の遊びに翻弄される少女たち。それに熱狂し、上層部だけが儲かるお布施を貢ぐのに熱心な信者たち。
いつまで祭典は続くのか…。
そう言えば警察官OBを集めてOJS48なるものもプロデュースするそうです。