韓国メディアの報道などによると、3日午後7時45分ごろ、ヨハネスブルク市内の中心商業地区にあるビル1階のトイレで、韓国民放局MBCと契約しているフリーランスの報道ディレクター(38)が3人組に襲われた。

ディレクターは首を絞められた。失神している間に現金1500ドル(約13万7000円)とパスポートを奪われ、腰などにも軽傷を負った。命に別条はないが、大事を取って治療のため、すでに同国を離れたという。

ディレクターはドキュメンタリー番組の取材で南ア入り。取材はほぼ終えており、この日は案内役の現地在住韓国人と一緒に現場建物内のファストフード店で食事を注文、1人でトイレに入ったところで被害にあった。

ヨハネスブルク市内ではまた同日午後、レンタカーを運転して中心街ハウトン交差点にさしかかったSBS教養局のディレクター1人が、信号待ちのため停車したところ、いきなり車のドアを割られる被害に遭った。
(以上、産経新聞)

いよいよ、サッカーのW杯が近づいていますが、やはり開催地・南アフリカの治安は非常に悪いようです。
観光に来る外国人に対するホスピタリティは薄く、金銭欲や性欲をみたす対象としてしか見ない人たちが多数いることは間違いありません。

むろん、ヨハネスブルクが特に治安が悪く、国中どこに行っても問題あるというわけではないでしょう。
しかし、強盗、殺人、レイプが日常茶飯事のような国で、こんな大きなイベントを開催して、全員生きて帰れるのか。
選手もサポーターも、命がけのとんでもないW杯で、できればもっと安全な国でやってほしかったと思うのです。

日本人の方々も、もちろん試合も頑張ってほしいですが、無事に帰ってきてと願わずにはいられない。