僕達は初指名をもらい勢い突いてました
友達「さて今日も指名貰うで~」
僕「うん!キャッチ行こう」
そして外に居ると
電話が鳴りました
僕「おはよう!昨日はありがとうな」
そう!初指名をくれたお客さんです
お客さん「何してるん?また外で声かけてるの?」
僕「うん!ようわかったな!どっかで見てんか?」
お客さん「アホか(笑)新人くんやねんからキャッチ出てると思って言っただけ。暇してるんやったら行こうかなって!」
僕「マジで?待ってる。」
お客さん「じゃあ着いたら電話するね」
そう言い彼女は電話を切りました。
僕「また来てくれるって♪」
友達「オレもメール来たわぁ」
てなわけで店に戻ると
代表「ん?休憩か?(笑)」
そしてお客さんがリピートする事を伝えると
代表「それは良かったやん。じゃあ次は単価上げやな」
単価上げかぁ
ホストやしやっぱり高級シャンパンに高級ブランデー!
友達「今日シャンパン言ってみぃひん?」
僕「せやな♪ちまちま飲むより一気に売上上がるな!」
友達「オレなんかシャンパン卸してもらった後にフルーツも貰うで♪」
僕「そりゃあ凄い!オレはリシャールだけでええわ♪」
まあ駆け出しのホストとは常に夢を見るもんです
想像と妄想は紙一重です
そして
いらっしゃいませ~
僕「ありがとうな!会いたかった!」
お客さん「会いたかったんじゃなくて外に居てたから店入れて嬉しいんやろ?(笑)」
まあそれもあるけどリピートしてくれて素直に嬉しかったんです
僕「何飲む?」
お客さん「ビール」
友達の方も一緒の飲み物らしい
まあ最初は仕方ないな。
そして代表の言葉を思い出しました
単価上げ
とりあえず勢いが必要と思いビールをガブガブ飲む事に
友達と連携をとりながら四人でビールを飲む
そして時は経ち
ありがとうございましたぁ~
お客さん達は帰って行きました
友達「オレはイモ野郎やわ。シャンパン言われへんかった」
僕「オレなんかヤモリ野郎やわ。断られるのが怖かった…」
とにかくネガティブなってたんです
代表「お前らしっかり単価上げれてたやん!明日も頑張れよ」
えっ???
そう思いました
僕「けどシャンパン貰ってないです」
代表「ん?シャンパン?」
「お前らシャンパンは無理やり卸すもんやけど実はそうでもないんやで!基本シャンパンはお祝いや詫びる時と後はノリで卸すねん」
「いきなりシャンパン飲もうやって言っても大丈夫な関係性がお前らとお客さんの間にあるんか?まだ無いやん。」
「じゃあせめて理由を作れ!お客さんがシャンパンを卸す理由を」
理由。
僕らは単純だったのです。普通に考えてシャンパンは安いのでも何万円もする。それを簡単に卸してって一言言っただけで卸してもらおうなんて
厚かましいにも程がある
ビールでの単価上げ
誉めてくれた理由
それは一本千円のビールを何十本も僕らの為に出してくれたお客さん
僕らにそれだけ値段をつけてくれたからです
今になって分かる事
その時まだ分かっていませんでした
友達「オレはシャンパンを近いうちに絶対卸すで」
僕「そうやな。けどその前に仕事は何してるか聞かなあかんな」
友達「たしかに。なんも知らんもんな」
何故か僕らは悪巧みをしているような雰囲気を作ってその雰囲気の中に居る自分がカッコいいとか思ってました
毎日毎日が勉強の日々でした。
さて明日は何を学べるのでしょうか
続く
