さて、親しき仲でも迂闊に信用してはいけないというお話。
実は、数年前に私が所有していた不動産の売却を、知人が経営する不動産会社に依頼しております。
ちゃんと仲介手数料○百○十万円をお支払いして。
まー、これがめちゃくちゃでして。
その方とは、長らく知っているものの仕事で絡むのは初めて。
久しぶりにお会いして、
所有の不動産の売却を依頼するとこととなりました。
その知人って不動産のプロだし、
こちらは友人だと思っているのでちゃんと対応してくれると思うじゃないですか。
その知人との話し合いで専属専任媒介契約にしたのにも関わらず、
知人が直接動くわけでもなく、下の2人に丸投げ(同級生らしい)。
買主を見つけて来たところまでは良かったものの、そこからとんでもない。
それまでも、買主側の不動産会社の様子が変なので、何かおかしいと思っていた。
契約書が出来上がりましたーって、不動産売買契約書を見たら、
なんと売主と買主の名前が、逆さま!!!
まじか、思って契約書を確認したら中身もスカスカ!!!
不動産協会で取得できる雛型契約書のまんま!
平米数とか必要事項を記入してあるだけ!!
びっくりしたわー
その不動産、某メガバンクの不動産部の仲介で購入しまして、
契約書は分厚くてさすがに内容が濃くて隅々まで完璧。
それを事前に資料として渡しているのにも関わらず手抜き作業満開。
その二人のうち、一人は宅建も持っていないどころか、今時パソコンを触ったことがないらしい。
もちろん契約書なんて作れるはずがない。
「これ、社長知ってるのか?」と聞いたらちゃんと報告しているという。
そのうち一人の口癖が、「私らみたいな不動産のプロが~~」と。
宅建もない、パソコンも打てない、不動産取引を一人完結できない方がプロですってw??
その上、契約時は、売主買主仲介業者が一同に集まって契約調印するのですが、
なんと、その2人、岸和田のだんじり祭りがその日に重なるとのことでそれが無し。
それも私に無断で、買主と買主の仲介業者に手配済み。
未だかつて、売主買主の都合ならともかく、
仲介業者の都合で契約持ち回りなんて聞いたことがない。
買主側の不動産業者もそれには大笑い。
「あの人たちと長い付き合いなんですか?」って私に嫌味言われてもねぇ笑
全く仕事の程をなしていない。今までよくやって来たなあ。
私、不動産取引は大学2年で宅建を取ってから関わっておりまして、
買主さえ決めていただけれ手続きは、全部自分でできまして。(登記はしないが)
結局そのあと、契約書の作成等々も全て自分でやりました。
買主側の不動産会社が優秀で助かったようなものです。
その知人に電話しても良かったんだが、
その時はその不動産取引を成功させるのに必死だった。
不動産取引も集中力が必要でして、気を抜くとこぼれてしまう。
でもあんなのクレーム入れたところで、同じだ。
まともな契約行為ができない方々だ。
その知人の方、その頃東京で忙しかったみたいです!!!
あのねぇ、平常時ならともかく、
精神的に滅入っていて藁にもすがりたい時にそんなことやられたら、禍根が残る。
取引は無事成功して私は特に支障はなかったものの、
その知人の失ったものってかなり大きいんじゃないですかね?
しかし、名前があべこべの契約書を見た時はさすがに血の気が引いたなあーw
ちなみにその知人って、私の大学の先輩です。



