言葉ってのは、時代で変わっていくもの。
頭では分かってはいても、
「ん?」
と思うこともある。
台風中継で、
「強風で体が持ってかれそうになります」
ちょっと笑いを誘うような大げさな中継ならまだ分かるけど(今どき笑いを誘うような台風中継自体がコンプラ的にどうかと思うけど)、真剣に危険性や避難の必要性を訴えている時に、
「体が持ってかれそうになる」
って、ちょっとおちゃらけだなーと思う。
「吹き飛ばされそうになる」
とか
「立っているのがやっと」
とかじゃない?
それも昔はおちゃらけな表現だったのかもしれないけどなー。
他にも、
「びっくりするぐらい」
アクセントが
「くりするぐ」
にあるやつ。
関西のお笑い芸人の影響なのかな。
あおり運転の映像にかぶせて
「びっくりするぐらい危険な運転です」
まぁこれはワイドショーだから、エンターテイメント、この表現でも良いのかもしれないけど、人の命が関わるような事象の報道なら、
「驚くほど」
とか、単純に
「非常に」
とかにすべきかなー、と。
はぁ、うるせーおやじ(笑)