トラベルドクター旅と温泉の健康アドバイス
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昔から湯治という言葉があるように、旅の大きな目的の一つに健康作りがあります。


しかし、旅行には思わぬ事故・病気といった健康上のトラブルが付きものです


旅好きな内科医の経験をもとにして 、中高年や病気を持った方の旅行や湯治を応援するためのブログを開設しました。


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酔っぱらいと怪我

忘年会もそろそろ、終盤戦です。


飲む過ぎに注意しましょう。


お酒を飲むときに、重要なことは、酒を飲むと血圧が下がりやすくなることです。


飲み過ぎると、交感神経が刺激され、心拍数は増えていきますが、毛細血管が拡張するので、体は充血して血圧は低下します。



さらに、利尿作用があるため、脱水作用があります。


酔っぱらうと脳貧血の状態で街をさまようことになります。


また麻酔作用によって、平衡感覚が低下し、まっすぐに歩けなくなります。


酔っぱらいは、思わぬ怪我をしやすい原因になります。


特に注意しなくてはいけない場所は、浴場です。

酒と旅の意外な関係①

旅行・温泉に酒はつきものです。


健康上のトラブルを起こさないためには、アルコールの医学的な特性を理解して、行動することが大事になります


盲点になりやすい、お酒と体の関係としては


・お酒には、麻酔作用があること


・降圧作用(血圧を下げる)があること


・低血糖を誘発する(血糖値を下がる)


・酒は太りにくい食品であること


といった特徴を理解して飲むことが大事です。


次回に続きます。



忘年会の健康術

お酒は、胃から吸収されます。

空腹時に飲むと酔いが早くなり、総量は少なくなります。経済的なので、自腹で飲む時にお勧めです。

しかし、胃を痛めるのでたまに、吐血する人がいます。私も一度経験したことがあります。

胃薬を忘れないでください。

食後に飲むと、吸収がゆっくりになるので、酔いが遅くなり、沢山飲める事になります。接待で飲む時お勧めです。二日酔いになりやすいので注意してください。

飲み過ぎないようにするためには、濃いお酒はなるべく薄める・食べながら飲むことが大事です。




旅と酔っぱらい

観光地のバーやスナックで、一人で酔いつぶれると、店が閉められなくなります。

お客さんの介抱は、飲み屋の大事な仕事です。

一見さんだと、救急車を呼んで、世話を病院の押しつける、横着なバーのマダムが少なくありません。

酔いつぶれるなら、馴染みの店が安全です。

気がついたら病院ということにならないよう、注意してください。

旅と酔っぱらい・・そして病気

救急病院で、酔っぱらいを診察する時、盲点になりがちなのが、脳卒中です。

いびきをかいて、ろれつが回らず、まっすぐ歩けない様子は、脳卒中の患者さんと
よく似ています。

ただの酔っぱらいか?[酒酔い+病気]を鑑別する必要があります。

酒の臭いがするから、ただの酔っぱらいと単純に考えず、ひょっとしたら病気ではと
発想が大事です。

酔っぱらいを相手に仕事をするのは、救急病院の医師だけではありません。

飲食店や、旅館・ホテル・家庭の主婦の仕事でもあります。

注意してください。

私も明日は忘年会です、救急車のお世話にならないよう飲み過ぎないようにしたいと思います。


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