普段から、健康オタクなタマなのですが・・・
インドへ来ていつも思うのが、水の問題。
バイ菌がどうとかいうより・・・水が重金属系の物質によって汚染されているような気がしてならないのです・・・。

特に、旦那ジーの実家カシミールの首都スリナガルでは、よく若い人ががんや脳梗塞、脳腫瘍などで
亡くなる話を聞きます。
若者だけでなくても、何かとがんで死ぬ人の話が多いような気がします。

東京にいたとき通っていた、気熱整体の先生に、ふとその話をしたとき、
「水が原因だと思うよ」

と言っていたのをふと思いだし、確かにそうかも・・・と、思うようになって来ました。

ここ、バルカラでは、家の井戸水は、昔の井戸そのもので、大きな穴があいているということもあり、中になにが混入するかわからないので、基本的には飲み水にして、がぶがぶ飲むと言う事はしていません。
以前に、何者かによって、家で飼っていたアヒルのひなを井戸に投げ捨てられ、腐敗したひなの異臭が水道の蛇口から臭ってきて、大変な事になり、パニクったジーは、漂白剤を多量に買い込んで来て、それを全部井戸に投入する・・・という馬鹿な事をしたことがあり・・・。
そのあとは、井戸掃除屋さんを呼んで、大掛かりな井戸掃除をしたりして、凄い事になり、腐敗臭と、漂白剤の酷い臭いは消えたものの、暫くは恐くて、料理に使うなんて事もできなくて、ミネラルウォーターを買って来て、それで料理全般、口にする水は全部それを使うと言う事をしていました。

まあ、あの事件から数ヶ月がたち、料理には使うようになりましたが、飲料水はミネラルウォーターを相変わらず買っています。
インドでは、ミネラルウォーターと言っても、飲料水の事で、天然水ではなく、水道水をフィルター等できれいにして、売っている物が主流です。なので、どのレベルの水を使っているのかは、さっぱりわからないのが現状です。
バルカラでは、予想ですが、井戸水をフィルター洗浄したものが主流だと思います。水のお味が井戸水ととっても似ているからです。
時期によって、井戸水は大変苦くなる事があります。うちの井戸水が苦くなると、配達される水も苦みを帯びるので、井戸水を使っているのだと思いました。
バルカラは、パパナサムビーチに観光名所になっている湧き水があります。もう何十年も前に、イギリスの化学者さんが、この湧き水を調べた結果、大変質の良い、身体に良い成分が豊富にある、という事で、とても有名になりました。
カシミール人達や、ケララ外部から出稼ぎにきている、インド人達は皆、ここから水を持って来て、飲み水にしています。しかし、なぜか地元人でそれをしている人がいないのが、少々気になるところです・・・。
私的には、ここの水も非常に苦い、まろやかでない味がするのと、次の日には確実に腐って、まずい水になるので、ジーが運んで来て飲む!と言ったときも大反対しました。
バルカラ在住の義妹の家で水をもらったとき、あまりのまずさに仰天してしまったのと、その味の悪さに気づかない、義妹一家にも驚いてしまいました。湧き水だからなのか、土も混ざっており、色も透明ではなかったですが、水浴びには大変気持ちのいい水である事は確かです。

はてさて、この苦みなのですが、いきいきペールで還元水にしてみたら、もの凄くまろやかな味に変化しました。暫く、いきいきペールで還元水にして飲んでいましたが、いちいちバケツに移し替えて、太陽に数時間当てる、という行程が面倒くさくなり、エコットさんの、光と水の妖精を取り寄せて、それを飲料水のサーバーに入れて、還元水にして飲んでいます。

この苦みの原因が知りたいところですが、下にぴりぴりする感じがしたので、もしかしたら重金属系なのでは・・・と思っていますが、本当はなんなのか気になるところです・・・。