2021/10/13 普通にベクトルの1次独立で解くのがよいでしょう。

 

2022/10/09 文章の一部を修正しました.

      [1](易),[2](やや易)です.
 

 

 

 

 

[1] 正四面体なら,点Dは∠BOCの二等分線上(辺BCの垂直二等分線上)にある

  ことは明らかです。

   BD:DC’=t:1-t,CD:DB'=s:1-sとおくと,(s,tは実数)

 

       

 

  ベクトルbとベクトルcは1次独立だから,

 

        

  よって,

              

 

  △OBCが正三角形でなくても,点Dは,OとBCの中点を結ぶ線分上にある

 ことになります.
 

[2] 点Eは平面A’BC上の点であり,線分AD上の点であるから,

  u,v,wを実数として,

 

 

 とおけます。

 

   ベクトルa,ベクトルb,ベクトルcは1次独立だから,

 

         

 よって,

       

 

 

*) メネラウスの定理など図形の性質を使っても計算できます。