川上 未映子さんのご本ですね。
- あこがれ/川上 未映子
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主人公は小学生なんです。
母子家庭の男の子と、
父子家庭の女の子。
川上さんの作品で小学生が
出てくるお話では
『乳と卵』も読みました。
- 乳と卵(らん) (文春文庫)/文藝春秋
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なんだろうなぁ、
本当にうまいこと言えなくて
もどかしいのですが。
川上さんの物語の小学生って
すごくいいんです(^^ゞ
私、なんか好きなんですよね。
なんていうのかなぁ、
繊細さとか、不器用さとか。
彼らが抱く、違和感とか。
そのなんともいえない
居心地の悪そうな
ぎこちない感じに
共感と愛しさを感じるのです。
『あこがれ』を読んだ後、
ノスタルジックな
切なくも温かい余韻とともに、
心がとっても静かになったんです。
すとんと落ち着いた、というか。
ふわりと着地した、というか。
そういう読後感って
なんだかちょっと久しぶりで。
よい作品を読んだなあ。
おもしろい作品を読んだなあ、と。
心を揺さぶられた的な感動とは
ちょっと違う感動なんですが。
とってもパワーチャージできた!
そんな気がします(*^_^*)