まだ息子が

幼稚園を卒園するまえの話です。


ある日のこと。

息子を幼稚園に送ったその足で

そのまま図書館へ出かけました。


到着するとまだ開館まで少し時間があり、

同じように開館を待つ人たちの列に並びました。


するとそこへ、

同じ幼稚園のママさんが

下のお子さん(未就園児)を連れてやってきました。


顔はよく知っています。

挨拶もしますし、世間話も少しなら……。

ですが、

あちらは教育熱心で社交的なタイプ。

正直、波長が合うタイプのかたではありません。



目が合ったので、互いににっこり挨拶しました。

すると、

そのママさんが私に近づいてきて一言――



絵本借りにきたの(^_^)?」



はい(・_・)?

今、絵本って言った?

なぜ絵本?


っていうか――


わたくし、

単独行動中なんですが?


そのママさんには

私の横に乳幼児がチョロチョロして

いる様子が見えるのか?(怖いよ!)


うーん、なんですかねぇ。

彼女にとって図書館は

子どものためだけに

本を借りる場所なんですかね……。



で、私はなんて答えたかと言いますと――


絵本返しにきたの(^_^)」


たまたま息子が借りてた本を返す用事もあったんで。

ウソではない。


でも、その日の一番の目的は別にありました。


予約していた資料が自分にまわってきたので

早速いそいそと借りにきていたのです。


その本とは――


美坊主図鑑~お寺に行こう、お坊さんを愛でよう/廣済堂出版
¥1,404
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イケメンのお坊さんを集めた写真集。


そのママさんに言えるわけがない。

あーあ、

言えやしない、言えやしないよ!


でも……。


心のどこかで言いたい気持ちもありました。


「図書館って

絵本だけじゃなくて

けっこういろーんな本があるんだよ!」って(^^ゞ


ちなみに。

こちらの本も図書館にありました。


人生エロエロ/文藝春秋
¥1,350
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公共図書館って素晴らしい!

かけがえのない出会いに感謝します(爆)