ウチの彼女さん、凄く小柄でして身長は145センチほど。


付き合い始めた時から、私が趣味でエアガンやってるって話はしてあって、ちょっと撃ってみたい気はすると彼女さんも言ってくれてたんですね。


試射会に連れて行く機会も無かったんだけど、そもそも私が自作してるフルメタル構成のM4だとかカスタムしてるガスブロなんかはね、軽くないし反動が強かったりするんで厳しい訳です、小柄かつ腕力が無いので💧


試しに、我が家の軍備の中でコンパクト・軽量・反動が一番弱いって理由でMEUピストルを空撃ちさせてみたら『キャー怖い』と言われる始末でしてチーン


んじゃあ10禁の電ハンでも買ってあげれば良いかなと思案してたんだけど、ハンドガン持って構え続けるのは腕力が足りなくて無理かもと言われまして敢えなくボツですよ。


いやアンタ・・・滝汗


重くなければって条件は有るけど長物を両手で持ちつつ抱え込む方が持てそうな予感だそうでタラー






百聞は一見にしかず、とは言うものの手元には重い銃しか無いんで秋葉原の41PXさんにお邪魔してガスブロ用のチャンバーパッキンを物色しつつ色々と持たせて頂いた(対応して下さったスタッフさん達に感謝してます)んですが・・・


マルイのパトリオットでもギリギリの重さらしい( ´Д`)


パトリオットってカタログスペックでは本体のみの重量で1800gと結構軽い部類なんですけどねぇタラー


んー、そう言えば我が家にバラバラのまま遺棄(放置)されてるパトリオットの亡骸が有るから、サイクルを落として女子でもドキドキしない程度の撃ち心地にしつつ、ストック付けながら少しでも軽く仕上げるしか無いっすね。


どうせ後で俺が使うんだけど。










先ずは外装、パトリオットのアッパーってアウターバレル周りの剛性が高くて割りと好きなんだけど、そのぶん金属部品も多いしバッテリーも入るしで短いクセに前周りが重めな印象。


もう思い切って短いM4にしちゃおう、中古のマルイ製樹脂レシーバーで。

この時はアッパーのみの出品が無かった・・・


早速だけどお別れだよマルイのパトリオット、おまえは普通のM4に戻るんだよ笑い泣き

(この辺りでパトリオットの作り直しではなく新しくM4を作り始めてる事に気付きました)


そこに軽そうってだけで買ったハンドガード(アルミ製)を合体します。試着したら、レシーバーと隙間が1mmほど開いてしまう子でした・・・要調整。


重さは160g程度らしいです。


カーボン製ハンドガードは高価なのとデザインが限られて来るからパス。物凄く軽いんだけどねカーボン。




必須となるストックはバッファチューブに直に付けるバットプレート的な奴で簡略化&軽量に。

かなりコンパクトなポジションになります。


ストックが極端に短いぶん構えがコンパクトを通り越して窮屈になるので手首の角度がキツい、ってのは俺様の体格だから気になるんでしょうかねチーン


マルイ純正のタンゴダウングリップが細くて握り易いと思ってたんだけど、EPG-Cを使ってグリップを少し立てます。







話は戻ってレシーバー、そのまま使うのも芸がないので各部をちょいちょい手直し。


ダストカバーを外して基部を整形手術して・・・

割りと面倒です、この作業。


刻印の類を埋めたりして・・・

黒い瞬着で先に埋めたのを削ってます。


塗装は今回、トップレイルのみ一旦バラしてメタルプライマーを吹き、あとは黒サーフェーサーの上に艶消しクリアのみの簡素な仕上げにしました。

前後サイトも樹脂製の軽量な物にしました。


レシーバーとハンドガードの間に有った隙間は、バレルナットを切削調整したのでフィッティングもバッチリウインク


細かい事は気にしてないので外装はこれでOKとします。


ちなみに、彼女さんの射撃体験会が終わったら写真にあるノベスキータイプのハンドガードに交換するつもりなので、その時にはレシーバーにNOVESKEステッカーを貼ってらしさを出す予定。


本当はボルトフォワードアシストやケースデフレクターも切除したかったけど、考えただけでオエッてなる程度に面倒そうなので断念したのは内緒








では次、メカボ。


過去にコツコツとカスタムして使ってたマルイHC改のメカボが余ってるんで、OHも兼ねて整備・調整して使用・・・の、つもりでした。


試しにSHSのハイトルクモーターをHC改メカボに組み合わせて回してみたけど思ってた程にはサイクルが落ちなかったし、ピストンをフルストロークで使いたいから諸々組み替えて作り直さないと。


たぶんハイサイクルのままだとまた『キャー怖い』と言われる未来が見(以下略




以前、A5モーターで1:16ギアを回したら適度に遅かったのを思い出し、在庫してた1:18にスパーだけ買い足してギア比を変更。


そんな訳で、今回はSHSのほぼ1:16ギアLONEXのA5モーターで駆動して遅過ぎないサイクルでピストンをフルストローク。

前に買ってあったの1:18だった( ´Д`)


マルイ純正ギアの方が重量的に軽いんだろうけどプリコック使いたいからねー。


ギア比も1:18しか選べないし。


あ、もちろんピニオンギアもSHS製に交換してあります。







さてさて、普通に組んでも面白くないし軽くする要素も無いので

新しくメカボ買いました真顔


まあ、これなら初速調整の為にスプリングを交換する場合(たぶん交換しない)も楽だしマルイ純正より軽い気がするし。


せっかくなのでメカボケース左右の貼り合わせ小ネジは全てチタン製を使用、このネジは軽量化を期待しての採用ではなく気分枠での採用・あまり精度を求めてないので毎度のAli購入だけど折れる事は無い・・・筈。


メカボが今回は9mm軸受仕様になってて手持ちは無かったので付属のメタル軸受を使用、材質は恐らく鉄。


まあ、付属の軸受のクセに調整しないとメカボに入らなかったんだよスカスカより良いんだけれども。


しかし、これで完全にパトリオット関係無く別のM4を作ってる事になりましたね、パトリオットって何だっけ・・・








軸受を固定したらシム調整、メカボの下半分から組み始めます。


うん、ギアが良い感じに気持ち良く回りますなぁ。


気持ち良く回りますよー。


慣れた作業ですが時間かけて慎重にシム調整してます。






そう言えば、最初の方で『あまりお金を掛けずに色々とやってみます』って誰か言ってたよな。


誰だアイツ。


誰だか知らん奴の意見は無視して実は

付属品も充実♡


ケストレルのベーシックタイプDTUも盛り込む事にしましたw


これね、購入当時はAliで6000円ちょいだったんで買ってみました。


当初はCATのMAPセクターを編入して機械式プリコックを使おうと思ってたんだけど、なんかアレ調整が面倒そうだし電子トリガー全盛の時代に機械式もちょっと・・・って流れで、ギア単品+1000円程度なら良いやと思いましてね。


まー、結局かなり出費が増えてんすけどゲロー


嘆いててもしゃーない、買った部品はキッチリ組み付けないとね。






残るはメカボの上半分、サクサクと組み付け。


シリンダーはZCのアルミシリンダーを加工して加速ポート位置を調整して使用、ピストンも軽め穴付きの軽量ピストン+樹脂ヘッド、ラックギアの反りはハンドパワーにて修正済み。

タペットプレートは何かに使って余ってた奴。


AOEは樹脂製のスペーサーを1mmほどピストンとヘッドの間に挟んで気持ち程度の調整、その他の作業も特に変わった事無くいつも通りにチャチャっとね。






さて組み立てたら計測です、リポ7.2V駆動・マルイ純正G3SAS用(中古)バレルで

思ってたより初速が高かったw 

サイクルももう少し遅くても良かったw


本当はMADBULLのアルミ製インナーバレルを切り詰めて使いたかったけど今回はパス、あれタイトバレルだから初速ギリギリ気味になってたかもしれないしマルイ純正で良かったかも。


ピストンにはウエイト付けてないけど初速もボチボチ安定してるし、加速ポート位置も運良く調整に成功してて初速が低くなってないので結果オーライでした真顔


もう少しサイクル遅くても良かったんでギア比は1:18のままで良かった気はするけど普通な感じ、プリコック使えるのでレスポンスも良好、気になる銃本体の重量は

吊り下げ式の秤を使ってます。


うん、東京マルイの公表重量はパトの場合マガジン無しの本体のみで1.8kgなので、ストック付けたのに300g弱も軽く出来ました!






が、もっと軽くしたいので最後の手段として

いや予算オーバー・・・


ライラクスのカーボン製バッファチューブ&エンドプレートを装着(やり過ぎだなコレ)びっくりマーク


ライラクスさん良い製品だけどダメよコレ、お金掛かってしゃーないもの( ;∀;)


軽量化した結果、銃本体のみで

さらに130gぐらい軽くなりました!


これにスリングを付けたら・・・



完成ニヒヒ





私の銃は趣に寄せ過ぎててフルメタル構成ばかりなので適度な重さ=良さな部分が有るけど、やっぱり軽さと取り回しの良さって凄いメリットだなぁと実感。


ジジイには軽い銃が良いですね、女子じゃなくても恩恵めっちゃ感じますちゅー


もっと各所の肉抜きをするとか不要な部分をギリギリまで切り詰めるとか思い切って取り外すとか、それこそカーボンパーツも含め色んなパーツを吟味して組み合わせるとか


突き詰めた軽量化もまだまだ可能だけど、普通に買える部品を使って誰でも出来る範囲の加工で済ませた仕様と考えれば充分、と言う事にします。







以前にもパトリオットは再構築したんだけど、今回の仕様変更で・・・ いやパトリオットの仕様変更じゃなく別の短いM4か。


ストック付きだけどARピストルと言った方が近いかもですね、どうせならアームブレースでも付けた方がARピストルを再現できるし気が向いたら換装かなー。


さて、一度この子を毎度のNo.9さんでテストして良かったら近場の屋内レンジに持ってって体験会かなー、赤羽のフロンティアさんなんかは使い易そうかもウインク













てかコレ、余ってる部品で普通にパトリオット組めるから単純にM4が1本増えただけでした(平常運転)。


と言う事で普通にパトリオットを復活させても良いんだけど、一先ずはメカボをハイサイクルのままリメイク、外装は部品をボチボチ集めながら念願のHK416に作り替えられたら良いなぁと妄想しております。


まー、結局パトリオットは復活させねぇのかよって話になる訳で、名前だけ連呼されて出番は無いパトリオットに涙が止まらないってオチでした真顔