はい、前回は思った程のサイクルじゃなかった上にピストンロックまで発生したので、とりあえずメカボを開ける所から今回はスタート。
と言うか再スタート、再々スタートになるの?
もう記憶も定かじゃないけど作業を進めます(昨日の晩に何食ったかすら怪しい)。
開けてみたら、やっぱりメカボに対して少し緩い&レールが短い、ってのが良くないのかピストンが脱線してた
ここは地道に行きます。何度も使って信用してるZCの赤ピストンにKM企画のペンタホールヘッド(樹脂)を組み合わせて入れ替え、今回は削り出しラックギア版を使用。
メカボ側とピストンの相性を先ず確認、って所でまた
いつもの悪い蟲が蠢き出すw
前回の最初にお蔵入りさせた謎のスプリットメカボになんとなくピストンを合わせてみたら絶妙なクリアランス・・・!
個人的な理想より僅かに広い程度のクリアランス♡
あーコレ・・・
よし、こっちのメカボで組もう、そうしよう、それが良いに決まってる♡(全く懲りてない)
そんな気まぐれ進行だけど真面目に作ります
ピストンは前出のZCの赤ピストンをベースとして3枚目を半分&必要無い歯を削り落とし、AOEはヘッドとの間にスペーサーを入れて調整・組み直し。
ちょっと重くなりますが信頼性を重要視。
以前、普通のハイサイクルでもピストンロックが発生した際に削り出しラックを使ったらピタリと治りました。
MIM成形ギアも硬いから丈夫なんだけど歪みが出るし、硬いぶん修正するのが難儀なのでハナからこっち使っちゃった方が楽で確実ですよ。
有る程度精密な噛み合わせが必要になって来るハイサイクル系にはオススメします。
軸受はだいぶ前に買ってあったミネベアのボールベアリングを採用、メカボ側の穴径が7.85mm・ベアリング外径が8.00mmとキツかったので穴を若干拡張して装着。
治具による歪み(膨らみ)をシャコマンで抑制して接着。
メカボを平時と同じ全幅に固定し、治具のシャフト(真鍮パイプから自作)が軸方向にスルスル動く状態にして接着、接着固定中は温度を上げて硬化を促進させながら放置。
その結果、
抵抗少な〜い、けど・・・
『シャー』ではなく『スー』っと回りますな、良いね滑らかで
んー、滑らかだけど良く見たらなんかセクター軸が歪んでブレながら回ってる
高速回転によるハイサイクルに於いてコレはダメじゃない??
うん、ダメです(;ω;)
今回のBDのギアを買う遥か前に買ってみたSHSのDSGセットの内、セクターギア及びスパーギアを入れ替え・・・なのでシムを再調整・タペットプレートは作り直し、AOEは良い具合だったけど各作業をやり直しました
もうね、ビッグドラゴンじゃなくファ⚪︎クドラゴンよね。BD社の部品って樹脂の外装パーツも含め実は微妙なの多い印象だし。
直接の原因ではないにせよピストンの脱線にも多少は影響あったかもだし、ギアが振れてしまうと特に高回転時に大きな抵抗になってサイクルの頭打ちが発生してた可能性が有りますな。
まー、使い始める前に確認しなかった自分が悪いです、反省。
そして見落としも発覚、実はモーターをDSG用に買い足してピニオン交換・慣らし運転まで済ませた、同じくCHIHAIの150モーターを何故か使わずガチ流速で使った中古の方で組んでた(アホか)ので新しい方に入れ替えた
磁力強いからこれ以上は近付けられませんw
酒を呑みながら作っちゃダメね・・・
いや歳のせいなのか・・・・・
またもや反省。
その反省をすぐ忘れるんだけど。
このモーター、写真の通りにEPGグリップのエンドがミラクルフィット、右の古い方みたいにアルミテープでガタを取らなくてもブレずに良い感じ。
無駄な動きやズレが起きないので効率良くギアに回転力を伝えられそう
あとね、そもそも接点式のスイッチからmosFETによるスイッチングに変更した場合の通電効率の変化が気になりましてね。
フルオートで全開運転を続ける場合は差があまり無いかもだけど、始動時の電圧の立ち上がりは差が出るのではないかと。
配線自体はマルイさんが純正採用してる物も結構良いらしいけど、9.6V駆動とはいえニッスイ運用なら、例え誤差程度だったとしてもロスを減らしておくべきかな?
聞く所によると、ニッケル水素バッテリーはリポバッテリーに例えると10C前後相当って言う低い出力特性らしいし
そこに電気バカ食いしそうなモーター&硬いスプリングって高負荷条件なら尚更に通電効率は少しでも上げておきたい所。
ガチ流速の初期に使って外して余ってたmosFETを導入して組んでみましたぉ。
フレームピン挿さないと上下合体しないんすよねぇ。
ここまで来たら組み上げるのみ。
インナーバレルを229mmのルーズバレルに変更、9.6Vのニッケル水素バッテリーで・・・
!!!!!!!!!!!
やっと出来ました
あわよくば秒間38〜40なんて思ってたけど、そりゃ無理よね。
最初の計測時からインナーバレルをちょいロング&ルーズ径の物に交換して上記の結果、今回の諸々の組み合わせを9.6Vで駆動する場合はこれが限界っぽいですな。
なんかバッテリーも寿命が近いらしく充電して1日放置したら電圧低下で動かなくなるんすよねハッハッハッハァーーーーww
ここから先のサイクルはモーターの性能とバッテリーの新調・と言うよりリポバッテリー化、何なら11.1Vで容量が大きくCレートの高いのを使うとか、それらを根気よく突き詰める事が必要なんでしょうな。
CHIHAIの150モーターって素のポテンシャルは高いとは思うんで、フルに使い熟すならニッスイ9.6Vでは足りないのかもね。トルクはボチボチ強いけど。
トルク強めって言っても、公表値で比べると実はSHSのハイトルクモーターの方が断然トルク値は高いし、9.6Vで回せばSHSもそこそこのサイクルを出してくれたりしますし。
この辺は単純にモーターのスペックだけで量れないし、難しくも面白い所かも。
ただしサイクルを爆上げすれば維持する為のメンテ頻度や定期交換する部品の増加なんかも有りそうだし、もっと上を目指すのはイバラの道かもね
ここで悪い蟲が蠢き出すw
※※※春場所以来2度目※※※
なんとなく覗いてたAliのセールでSHSのハイスピードモーターが3200円、これは買うっしょって事でポチったのを慣らし&ピニオン交換を行なってからセットしてみると・・・
悪くないっす。
おーーーー、給弾も初速もタペットプレート弄らずそのままイケました。
初速もボチボチ安定してます!
φ6.10mmのルーズバレルでこの初速なら、スプリングレートを少し落として初速85m/s前後で運用すると、負荷が減ってサイクルが40r/sに届くか?
音がミニガンみたいw
スプリングレートを1ランク落としたらサイクル爆上がり、マルイ製ハイサイクルのほぼ倍ですな
ただし、セミだと83m/s前後なのでタペットを微調整してフルオート時の初速低下を防ぐ必要が有るし、もう少し初速を上げたいかな・・・
もう少しだけ硬いスプリングを探してタペット調整無しで良い所を探るか素直にタペットを再調整するか、って感じだけど給弾が追い付いてんのは助かりますわ。
どちらにせよメカボの上半分だけ外して開ければ作業は可能なんで、もう少し煮詰めてみましょうかね。
連射サイクルの向上はほぼ達成しました、って言いたいけど銃としても完成してないっすな。
セミでのレスポンスをもう少し詰めたいからプリコック使いたいしなー、まだ組み込む予定無かったけど在庫してるT238組んじゃいます、想定より速いサイクルもDTUで落とせるし。
次回は外装も含めて完成まで持って行きます