3月末の試射会では、仲間達と楽しくやってたお陰で写真とか動画なんか全然撮らない内に終わってしまってたんですが、アレコレ手直ししたパト改は作動・静音性・命中精度などバッチリ仕上がってました。
んで、パト改と同じぐらいのサイクルで、ちょっとだけバレルが長いのが欲しいなぁ、なんて思ったのでパト改のメカボ構成を踏まえつつサクサクっと作ってみました。
まあ、私にサクサクっと作る事が出来るのはM4だけなんですけどね(またかよ)。
外装はハイサイクルM4に使ってたColtタイプのメタルレシーバー、ハンドガードはAliで購入した12inchレイルハンドガード、ストックはハイサイクルM4から外したクレーンストック、グリップはEPG-Cと言う組み合わせ。
グリップを少し立ち気味に。
今回はガスブロックやガスチューブも装備して、少しだけ見た目にも気を配ってみます
このパーツ構成の時点でスタンダード電動ガンと言うよりフルメタル電動ガンですが中身は至って普通に。
そしてその臓物、メカボケースは余ってるG&G、初めて使ってみるBIGRRRの16:1ギア+マルイHC用ベベルにWIIの逆転防止ラッチ、以前パト改で使ってみたDCIの側面吸気ピストンヘッド(アルミ)、Aliで買った謎の緩衝シリンダーヘッド等を組み込み光センサー式のT238DTUでコントロールしつつ、手元に有ったLONEXのA5モーターで駆動してマルイ純正364mmバレルで弾を撃ち出すと言う組み合わせ。
使い回しやら新規購入やら色々と。
もちろんシリンダーを交換してエア容量を合わせて行きます、配送に時間こそ掛かりますが安く済むのでもうAliは欠かせないですエアガン弄りには
ちなみに今回使うアウターバレルやバレルベース、バッファチューブなんかはHK416を作ろうとして諦めた際に
買ったけど使わず余らせてた物を極力使ってます勿体無いし。
と言っても使えたの本当にアウターバレル周りとバッファチューブぐらいでした
まー、外装に関しては何も問題なく進んだので特に書く事無し、重くなりますが剛性あって良いですねフルメタル構成は。
ハンドガード細いと長く見える。。。
ガスチューブがチラ見えする事で雰囲気と言うか『らしさ』が出ますね、性能は変わらないし重くなるけど
メカボも特に変わった事は無いですが、装着してた軸受の内ベベルのみボールベアリング軸受だったので、交換ついでにZCのオイルレスメタル軸受に全て入れ替え。
嫌気性接着剤で固定。
以前買ったミネベアのベアリング軸受でも良かったかな・・・まぁ、今回の仕様には必要性が無いので普通の軸受で良し。
各部品のバリ処理やらピストン周りの微妙な摺り合わせ等の下拵えを施しつつ、シム調整など進めて行きます、
少しピニオンを押し込んだ位置、クリアは狭めに。
いわゆるベベル基準でピニオンとベベルの端部を揃えるより少しピニオンを押し込んだ位置の方が良い印象が有りますねマルイのHCベベルは。上の写真ではやや押し込み過ぎかなと思ったので少し戻してから調整してます。
次にAOEを確認。
悪くないです。
ピストンとヘッドの間に0.5mmのスペーサーが既に入ってたのもありギアの当たりはほぼ問題なし、ラック3枚目がセクターと微妙に当たりそうな雰囲気が有ったので3枚目を僅かに削って低くして各ギア関係は完了。
最終組み立て前に基盤を付けて、配線を這わせたらトリガー付近をチェック。
組み上げ直前です。
ここで、前に買っておいたトリガーとSHSのセイフティとの相性が悪く引っ掛かってしまう事態が発生、どうもトリガーの可動範囲が足りない様子。
トリガーの静止位置が僅かに引いているのと同じぐらいの様でした、メカボケースの開口周りの形状も含めて相性が悪かったみたい。
トリガーの可動範囲不足は光センサーとの兼ね合いも有り、電子トリガーの作動不良に繋がるので一般的なM4用の物に戻して確認し、組み込みました。
赤い矢印の所にトリガーセンサーがあります。
写真が見にくくて申し訳無いんですが、赤矢印の先にあるセンサーの前をトリガー上部の突起が通過するのを検知して作動します。
トリガーが少し引かれた位置で停止する様な形状だったので写真左側のセンサーに突起が被りっぱなしとなりエラーも出てました。
また、基盤から生えてる配線がセンサーの前を塞ぐ様に配置されてエラーが起きる場合も有るとか。
T238のDTUは製品不良も多いと聞きますが、それ以外だとトリガー周りかセレクター周りの詰め不足で動かないケースが多そうな気がします。
チャンバーは定番のACE1、パッキンも個人的に定番の宮川ゴム長掛けミドルの組み合わせ。
このパッキンはホップ山のセンターが出にくいんですがインナーバレルのホップ窓の角にパッキンのホップ山が引っ掛かってしまうのが原因の一つと思ってます。
拡大すると角が立ってるの判り易いですな。
インナーバレルのホップ窓を軽く面取りして引っ掛かりにくくしておきますが、面取り加工のみでセンターがサクッと出る訳ではないです。
飽くまでもセンター出しを行う時に調整し易くなるだけなので、確認・調整は必須。
バレル・パッキン・チャンバーの位置関係を少しずつ捻りながら山の出具合を確認・調整しつつキッチリ組み、電装系もエラーが無いか確認して合体させたら計測。
0.2g弾なら94m/sぐらいの出力でした。
余ってる0.25gのプラ弾で計測しましたが、思ったよりパワー出てました、サイクルはもう少し速いかなーと予想してましたがグリスが馴染めばまた変わるかも。
以前、仲間のM4にはBATONの85スプリングを使って少し強過ぎた感が有ったので同80スプリングを今回は使用、試射こそ未だですが各部への負荷が少ない仕様でバランス取れてるかなーと思いますが少しギアノイズが気になるかも。
グリップが立ち気味なのは握り易くて良いけど、ギアノイズの原因の一つになってるかもしれないので、その内またシム調整してみます。
今回も使ったT238の光センサーDTUですが少し前に流速M4にも組み込んでおり、割りと重要なセレクタープレートへの白シール貼りも端を合わせただけで私の場合は調整の必要も無く、ずいぶん前に使ったマイクロスイッチ式よりプリコックも確り使えて非常に良いです。
流速M4でもデフォルトで基盤から生えてる配線をそのまま使って問題無い(配置時にちょっと癖を付けにくいのが難点)ので今回も電動給弾用の配線を切除した以外はそのまま使用しヒューズを追加した程度で問題無く使えてます。
更に言えば、流速M4はDTU取り付け後の作動確認を8.4Vバッテリー(本来は9.6Vを常用)で行ったにも関わらずモッサリ感も殆ど無かったので配線の質によるロスは無視出来るレベルかも。
微細な設定を望まなければver1.7のT238・DTUで全然良いんじゃないかなーと思います、最新のBluetooth装備モデルはかなり細かい設定が出来るそうですが・・・。
そこまで拘らなくても充分な性能かな、6〜7000円ぐらいで買えるしコスパ抜群ですよ。
さー、これを踏まえてそろそろハイサイクルの作り直しかな、他にも弄りたい物は有るけど久しぶりにサイクル向上委員会とかやりたいです❗️